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人として

朝の登校の様子です。

 

一昨日の修学旅行の出発も朝早かったので、今週初めて正門前に立つことになりました。

 

子どもたちの気持ちの良いあいさつに心癒やされます。

 

あいさつが人を元気にします。

 

「校長先生、今日は休みが良かったです」と6年生のつぶやきです。修学旅行、おつかれさまでした。

「校長先生、この前校長室にインタビューをしに来たときの新聞できあがったので見せに来ます」と言ってくれました。「わー楽しみです」と答えました。

 

ちょうど我が子の登校の様子を後ろから見守っていて、正門前まで来られた保護者の方が「今、うちの子、そこにいた自転車の高校生に親切にしてもらいました」と教えてくださいました。

道で一緒になって、指を少しケガをしていることをその子が伝えると、自転車を降りて、同じスピードで正門前まで歩いてきてくれようとしていました。いやいやステキです。人として、かっこいいです。

そんな朝なのに、ボランティアに出てくる6年生、人として、ステキです。

 

また帰り際に玄関前をきれいに掃いて帰られる先生に遭遇しました。人として、ステキです。

 

 

 

 

朝活は「北っ子の集い」でした。

 

リモート開催でした。

 

生活安全委員会の発表でした。

 

これからの季節の暮らしについて、服装等も含めて、知らせてくれました。

 

子どもたち、先生、ありがとうございました。

 

 

 

2校時に、4年生の国語の授業を観に行きました。

 

タブレットを有効に活用して、学びを進めていきます。

 

スキルがあるから、学習を円滑に進めることができます。

 

学びの上に学びは成り立つと思いました。

 

主人公の推理の根拠となる西くんと東くんの行動等をさがしていきます。

 

「つながりを見つけながら」と単元のテーマに触れたのも良かったです。

 

導入での内容整理は情報が多かったのですが、端的な言葉で整理して子どもたちに伝えたので、円滑に活動に入りました。

 

「じっくり読む」という視点にいざなう流れも良好でした。 

根拠となる分をいくつ見つけたか、「3つならS」など評価基準を示したのもハナマルでした。

15分の作業時間設定、子どもたちの学習スキルと相まって、最適でした。

ペアトークをのぞき込むと、「〇〇がいいね」とさりげない他者賛辞がステキでした。

相互評価で、友だちのまとめをタブレットで見て回る活動では、交流したらスタンプ1つ、考えが広がった人にはスタンプ2つとここも評価基準を定めているのが良かったです。

さらにスタンプの数を見ながら紹介していくくだりも、「スタンプの意味づけ」がいいと思いました。

振り返りも、PCスキルが高まったいるので短い時間で多くの書き込みをしていました。

先生、子どもたち、おつかれさまでした。

 

授業後、「校長先生、この前インタビューに来たときの新聞です」と見せてくれました。

修学旅行でお疲れモードかも?と少し6年生を覗きに行きましたが、がんばっていました。

 

 

 

今日もおいしい給食ありがとうございました。

校長室の掃除に来てくれた6年生が「昨日8時に寝ました」と言っていました。疲れていたのですね。

 

 

 

昼休み、「校長先生に用があります。入ってもいいですか?」と3年生が入ってきました。

 

「校長先生に手紙を書きました」と心のこもった手紙をくれました。ありがとうございました、元気になりました。

 

 

 

今日のタイトル、「人として」

私と同じ年代の方は、「人として?海援隊さんの?」と思われた方がいるかも知れませんが、SUPER BEAVERさんの「人として」です。心の響く歌詞が心に残る名曲です。こんなフレーズがあります。

「愛し続けるしかないじゃないか 馬鹿だねって言われたって カッコ悪い人にはなりたくないじゃないか 人として かっこよく生きていたいじゃないか」

かっこよく生きるって、あなたにとってどんなことですか?

ある先生からある6年生のステキなエピソードを聞きました。廊下で5年生が水をこぼしてしまって、その子がぞうきんを取りに行っている間に、自分のティッシュを出し、拭いている姿です。理由を聞くと関係していないのに、そうやって人のためにさりげなく動いているというその姿に感動しました、という話でした。ステキですね。こういう姿もかっこよく生きるって言うんじゃないのかなあって思いました。

「注意されて自分の行いを修正する」って自分を高めていくための大切なスキルです。でも成長にともない、自我とかプライドとかが邪魔をして素直に受け入れられないときがあります。私たちも経験ありますね。1学期、もうすぐ中学校へ進学する最高学年の6年生にメッセージを贈りました。自分に足りないものを指摘されたとき、それは人生の分かれ道、受け入れるかどうかで道が変わっていくよ、という話です。受け入れる人にはその次も大切な情報が入ってくるし、自分を高めるチャンスが増えます。進化を続ける、そんな子になってほしいです。

 

 

以上、校長、木村でした。

今日も最後まで観ていただきありがとうございました。