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逆転しない正義

朝の登校の様子です。

ずいぶん涼しくなりました。

四季があるってステキですね。

春と秋が短くなっている気がしますが。

子どもたちの気持ちの良いあいさつに心が和みます。

「ちゃんとあいさつしないと」と高学年の子が年下の子に教えてくれていました。

いい光景ですね。

6年生、朝のボランティア、ありがとうございました。

ずいぶん長い時間集中してがんばってくれてありがとうございます。

 

 

今日は、ブラッシュアップ研修で天草市教育委員会から2コマ、授業を観に来ていただきます。ありがとうございます。また研究授業も3コマあります。先生方、子どもたち、ファイトです。

 

 

2校時はブラッシュアップ研修で、天草市教育委員会より指導主事の先生にそれぞれお一人ずつ来ていただきました。

前半、5年体育、後半は5年国語を参観しました。

まず、場の設定がしっかりしていました。

コートの設営、全体で話をする場には学習計画やルールを確認できる場、が設定してあり、子どもたちがいつでも視覚的に確認できる場がありました。

またプレトレーニングの場(ドリルゲームの設定やネーミング)も良かったと思います。

共通ルールを子どもたちと確認しているのもいいと思いました。

作戦を話し合う場もいいと思いました。運動を思考する時間は大切だと思います。

ここまでで20分、後半は5年国語へと移動しました。

 

 

5年国語、「やなせたかしーアンパンマンの勇気」

子どもたちのつぶやきでつなぐ授業がいいと思いました。

時折挟む教師の反論(ゆさぶり)が学びを深めていました。

日頃からの積み重ねだと思いました。

教師のゆさぶりが本教材のテーマ、「やなせたかしの信念」に向かっていたと思います。

文章表記から垣間見えるやなせたかしさんの深い人生を文章表現から想像し、読みを深めていました。

「一つの出来事がやなせたかしさんの人生を決めているのか?」という返しも効果的だったと思います。

 

 

3校時はひまわり学級です。

導入から子どもたちとの会話をつないで課題へと導きました。

最初に学習メニューのシラバスを提示したのも、良かったと思います。

代表で前に出て発表した子への賛辞も良かったと思います。

授業を引っ張る子が育っているのはステキです。

TT(ティームティーティング~2人で授業)形式だったので役割演技やうまく軌道修正等を図るコメントも良かったです。

 

 

 

4校時は2年算数、かけ算の導入でした。

対話でイメージを膨らましていく導入が良かったです。

子どもたちは自由に発言しているようですが、今日の課題へといざなう先生がステキでした。

まだ2年生ながら静かに穏やかに話を聞いて学習を進めるムードも良かったです。

一人学びは、「〇このいくつ分」と整理していくのですが、タブレット操作にも手こずり、課題がぼやけるという感じがしましたが、先生は全体指導で、ひとつひとつの作業をリピートし、児童の学びのリカバリをしました。

謎として残る観覧車の人数について、一生懸命説明しようとチャレンジした子どもたちの姿も印象的でした。

 

 

5校時は6年学活でした。話し合い活動です。

自分たちで会を進めます。「話し合いの進め方に沿って合意形成を図る」と言う目標でした。

話し合い活動は日頃の学級の姿が垣間見えます。

先生と子どもたちが日頃から合意形成を大切にしてきたことがとても伝わりました。

また子どもたちは事前に学習シートに自分の考えをまとめていました。

それも功を奏して、子どもたちは話し合いを自分事として受け止めていたと思いました。話し合いの三本の柱の設定もとても良かったと思いました。

 

 

 

昼休み、そして6校時は、外国語活動のインタビューで、たくさんの子どもたちが校長室にやってきました。

上手に英語でインタビューができました。

Can you play volleyball ?  Yes, I can.

Can you cook? Yes,I can cook very well.

Can you play kendama ?  Yes, I can.

たくさんのインタビュー、がんばりました。

 

 

 

 

 

今日のタイトル、「逆転しない正義」

今週で最終回となる朝ドラ「あんぱん」のテーマです。折しも5年生の国語の研究授業は「やなせたかしーアンパンマンの勇気」でした。アンパンマンの生み出したやなせたかしさんの人生を読み取り、そこから見えてくるテーマをさぐりました。

逆転しない正義、難しいですよね。視点により、主観により、正義は変わります。それをやなせたかしさんは探し続けたわけです。本当に私たちにとっても人生のテーマかも知れません。

 

 以上、校長、木村でした。

今日も最後まで観ていただきありがとうございました。