とくをつむ
朝の登校風景です。
昨日描画の相談をしてくれた子は「昨日はありがとうございました」とお礼を言ってくれました。
こういうひとことって大切ですよね。
うれしくなります。
横断歩道で転んだ子にとっさに高学年が「だいじょうぶ?」と声をかけます。
こういうひとことって大切ですよね。
見ていて嬉しくなります。
車中から会釈をしてくださる方がいます。手を振ってくれる園児がいます。中学生や高校生のあいさつにうれしくなります。皆様、本当にありがとうございます。朝から元気をいただきます。
6年生がボランティアをがんばってくれています、ありがとう6年生。
人のために何かする、人のために声をかけるって、すごく大切な気がします。
自分の時間を少しだけ人のために使うってすごく大切なことのような気がします。
朝の時間、6年生が陸上記録会に向けて100mのタイム計測をしています。
イモ畑の草取りをしています。
1校時のようすです。
1年生が好きな食べ物を発表しています。
これはどういうことでしょう?
テーマは「他の国から来た食べ物って~」、道徳でした。私は一日一回スーパーに行くのですが、タイ産と表記してあるとついつい買ってしまいます。タイではもちろんタイ産=国産です。
正三角形を書くんですね。黒板のシラバスもいいですね。見通し、見通し。
「一番大事なものは」
5年生が、100mのタイム計測をしています。
タブレットチャレンジもステキです。
国語「どうぶつえんのじゅうい」、どんな展開かまで観たかった・・・。
どんどん学習ツールとしてのタブレット、活用しましょう。
漢字は大切です。思いませんか?私たち大人も便利なスマホで漢字を書かなくなっています。なおさら漢字を学習しておかないと、と思います。私がよく読む中山七里さんの小説には「?」という漢字が良く出てきます。アプリを使って必ず調べるようにしています。そういうことって大切かも知れません。
4年4組は昨日研究授業でした。参観者の中に「校長先生がいない」と気にしていた子がいたみたいで、ごめんなさいね。今度観に来ますね。
3年社会、経済の仕組みの入り口かな?がんばって学習してくださいね。いつもとは違う視点でお店を観察する、レシートからわかることを発見する、この発見が大きな学びへとつながります。
気づきをカテゴリ別にそれぞれが入力していくようです。この準備の一手間が子どもの学びを深めます。
コミュニケーションは大切です。私は朝のウォーキングで仲良くなった青年とよく話すのですが、「コミュニケーションはたいせつですよね」と2人で共感しています。何の縁もなかった人とあいさつがきっかけで仲良くなるっておもしろいなあと思います。
私たちはもっともっとたくさんの人と出会えるのかも知れない。出会うためには自分のことより相手の話を聞くことが大切かも知れません。
子どもたちにもたくさんの人と出会ってほしいです。
自分と合う人、自分と違う人、いろいろな人から、学んでほしいです。
自分のことばっかりじゃなく、少しだけ人のこと、他者を思いやる気持ちが少しずつ出し合えれば、もっとステキな毎日になると思います。
私、毎晩、地区の祭りの笛の練習に行っているのですが、このメンバーとの出会いに感謝しています。人って出会いだなあと思います。出会い方だなあと思います。
いつも机上にタブレット・・・。
流れる水のはたらきは・・・。
3校時のようすです。
ここまでにかなりの情報量があるため、3校時のようすはピックアップです。
校長先生と一緒に指の描き方を研究してからのピースサインです。いもむしごつごつだね。
校長先生のカメラを気にしないでくださいね。
図形が重なった一部の箇所の面積求積、ここって難しいですよね、ファイトです。
友達の発表に意見を言って、そこからトークが展開するってステキです。
6年社会、学びの足跡を記録するスプレッドシート・・・。
タブレット片手にグループトーク・・・。
毛筆後の手洗い場です。至極自然に汚れた床をきれいにしてくれています。みんなのために仕事ができるってすばらしいです。
がんばれ、風景画、すごくていねいに取り組んでいます。
授業の邪魔をしないように、遠景からの音楽室。
授業の邪魔をしないように、閉扉上窓にカメラだけを持ち上げて撮影の理科室。と思ったら、気づかれていました、ごめんなさい。マスキングで見えませんがみんなすごい笑顔です。さすが6年生、寛容の心で接してくれてありがとう。しかし窓からひょこっと現れたカメラによく気づきましたね。
と言う流れで、そのまま理科室に入って一緒に授業を受けました。授業中に疑問が上がったきょうりゅうの命名権は調べたら発見した科学者にあるようですね。きょうりゅうを発見して自分の名前をつけましょう。授業に参加させてくれてありがとうございました。
今日のタイトル「とくをつむ」
ホームページのブログにも何回か書かせていただきましたが、タイで3年間暮らしていました。そのときに私が学んだことのひとつに「徳を積む」ということがあります。自分のことばかりじゃなく、誰かのために行動することであなたは幸せになれますよ、という仏教の考え方です。タイでは公共交通機関に乗っていて、乗ってきたお年寄りに席を譲ることは不可能です。私が感じる少し前に、座っている人が一斉に席を譲るからです。「思いやり」の道徳の授業で振り返りをするとき、「タイで席を譲ることは不可能に近い」と子どもたちと共感していました。
こんなこともありました。片側一車線のすごく長い道、タイでよくあるしばらく解消しない嘘みたいな渋滞です。その渋滞にはまっているとずいぶん後方から反対車線を走って渋滞を抜け出そうという車が走行してきました。そのまま大通りに出られるかと思った寸前で、案の定車が何台も入ってきました。にっちもさっちもいかない状態です。私は「自業自得だな」と思い眺めていると、びっくりした状況が目の前に展開しました。新築工事の工事関係者や近くの渋滞車両を降車して人が集まり、新築工事のスペースの道具をよけ、離合するスペースを瞬時に作ってくれました。これも徳を積むということなんだと思います。自分勝手な行動はあったけどそれは許し、今ある窮状を救ってあげるという考え、そしてそれが巡り巡って自分に返ってくることもあるから徳を積むという考えです。
私たち大人は子どもたちに教えると思います、「相手の気持ちになって考えてご覧」と。世の中が自分主体、それが叶わないと事件が起こる、攻撃をする、という風潮が広がってきている気がします。だからこそ、自分のことより相手のこと、他者の気持ちを思いやる、そんな子どもたちを育てたいなあと思います。そして子どもたちの未来には、自分主体の今が行き詰まり、自分のことより相手のことを考える人間が重宝される世の中になってくれると信じています。私も徳を積みたいと思います。
以上、校長、木村でした。
今日も最後まで観ていただきありがとうございました。