学校歳時記

視聴覚 2/22(月)「どんぐりと山猫」(生き生き芸術体験教室)

主人公は一郎君。ある日の夕方、変なはがきが一郎君に届きました。裁判があるから来てくれという、山猫からでした。

一郎君は、山猫を探して東から西へ。そして、さらに南へ進み、金色の草地に来ました。

言葉や歌、ダンス。躍動感にあふれる表現に、子供たちは思わず引き込まれてしまいました。すばらしい表現は、「心と心をつなげる」、そんなふうに思いました。

そこに突然、山猫が姿を現しました。「裁判を手伝ってほしい」とのこと。

裁判では何をもめているのかというと、「どのドングリが一番えらいか」です。延々と言い争っています。

一郎君は、こう話しました。「一番えらくない人が、一番えらいことにしよう」と。ドングリたちは黙ってしまいました。

一郎君は、山猫からお礼に金色のドングリをもらいました。

家に帰り着くと、金色のドングリは普通のドングリになっていました。それからは、山猫からのはがきが来ることはありませんでした。

子供たちは、ミュージカルの感想を述べたり、質問をしたりしました。それにも、一つ一つ答えてくださいました。

朗読ミュージカル「どんぐりと山猫」を体育館で味わうことができました。転回社(熊本市)の皆様、ありがとうございました。よい時間をいただきました。