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10月25日(金)の給食

10月25日(金)の給食です。

 今日のメニューは、麦ご飯、鰯の梅煮、かみかみ和え、高野豆腐の卵とじ、牛乳でした。

 農林水産省によると、高野豆腐のもとは、「凍り豆腐」と呼ばれるものだそうです。その発祥は、鎌倉時代末期に、高野山で生まれた高野豆腐(こうやどうふ)と、信州や東北地方の農村地帯で生まれた凍豆腐(しみどうふ)の2種類の豆腐の統一名として、「凍り豆腐」とよぶようになったそうです。現在の凍り豆腐は、高野豆腐を工業化したものだそうです。かための木綿豆腐を凍らせて、凍ったまま20日間熟成させ、脱水し、乾燥させるとできるのだそうです(農林水産省のホームページ掲載から引用しました。)。

 今日は、その高野豆腐を大根、人参、玉ねぎ、ねぎといっしょに出汁の効いた汁で煮て、とろみのついた卵で包むように作ってありました。高野豆腐から湯気が出るくらいの温かさで、野菜の栄養満点で優しい高野豆腐の卵とじでした。

 鰯の梅煮は、梅と醤油と砂糖、みりんで骨まで柔らかく煮てあり、おいしい麦ご飯がさらにおいしくなる、子どもたちに人気の逸品でした。煮汁を麦ご飯にかけてもおいしく、大盛りの麦ご飯が“あっ”というまになくなってしまいました。

 かみかみ和えは、よく噛んで食べることで、消化機能を高めたり、脳を活性化させたりできるおかずです。子どもたちの健康と成長を願って、給食の先生方が作ってくださいました。今日のかみかみ和えは、子どもたちが喜ぶようにイカを使って、キャベツと人参を入れて、いつも以上に甘酢を効かせてありました。とてもおいしかったです。

 そして、今日も牛乳でおいしくカルシウムをとることができました。

 今日は、和食文化の健康で栄養満点の給食でした。