学校生活(ブログ)

9/20 リフレクションによる授業研修会

 令和6年9月18日(水)の放課後、3本の研究授業の研究会を行いました。

 今回の研究会から「リフレクションを促す授業研究会」へ進め方を変更しました。「リフレクション」とは、自身の考え方やそれに伴った行動を見直すといった意味の言葉であり、自身の経験を客観的に振り返ることを指します。

 従来の授業研究会は、研究授業で扱った教科・単元の研究に終始し、全教科・全単元の授業改善にどう繋げていくか課題でした。例えば、体育科の授業の研究会では、体育科の授業の進め方に係る研究に終始し、そこでの学びが国語科や算数科の授業改善に生かされることはそう多くはありませんでした。

 そこで、いわゆる「面」での広がりに期待し、実践を基にした指導技能の研究に重点をおきました。

 その流れは次の通りです。

 1 研究の視点に沿って良かった点と改善点を出し合う(フリートーク)

   ※授業者の自評、課題設定について、学び合い活動について、振り返りについて、生徒指導の4機能を生かした授業づくりについて、子供の反応、教材・教具、発問、ICTの活用など

 2 効果的な指導の概念化(キーワード化)

   ※(例)「全学習活動に必然性をもたせていた」「一人学びの時間の保障」「話し合う目的の明確化」など

 3 自身の授業改善へのリフレクション(アウトプット)

 4 まとめ

 今後も意見を出し合い、より良い方法を模索していきたいと思っています。