日誌

山鹿のピアノ

山鹿のピアノ

10月からNHKの「みんなのうた」で、山鹿に残されている木村ピアノをもとにつくられた「山鹿のピアノ」という曲が放送されるそうです。

この写真は、平成24年度第12回八千代座公演の様子です。山鹿小学校では、6年生が毎年、八千代座(国指定重要文化財)をおかりして、ふるさとについて学んだことを演劇という形で発表しています。12回目のこの公演では、テーマの一つに「木村ピアノ物語」を取り上げました。「木村ピアノ」は、大正時代に山鹿の人の手によって作られた貴重なピアノです。公演では、山鹿の歴史とともに人々の物語を積み重ねながら存在してきたピアノを主人公に、地域の人々の願いや思いをみんなで表現しました。舞台中央に本物の木村ピアノを置いての熱演でした。

この公演には、今回NHKのみんなのうたで放送される「山鹿のピアノ」を作曲された樋口了一さんも観に来ていただき、6年生にあたたかいメッセージをいただきました。

今回、ふるさとのピアノが取り上げられることについて、卒業していった子どもたちもきっと喜んでくれていることでしょう。