６月２４日（火）、熊本県の５年生が全員水俣に行って学ぶ「水俣に学ぶ肥後っ子教室」で、水俣へ行き、人権・環境学習を行いました。事前にも学習をし、実際に水俣へ行って、環境省（管轄）水俣病情報センター、熊本県環境センター、水俣市立水俣病資料館の３つの施設で見学等をしました。

午前中は環境センターの先生から、「水問題・地球温暖化のこと」についてお話がありました。人間がこのまま贅沢な暮らしをしていけば、世界は、地球はどうなってしまうのかを考えることができました。午後からの語り部講話では、漁師一家で平和にくらしていた語り部の杉本さんの生活が、ある出来事で一変し、大変な思い、差別を経験された話を聴きました。杉本さんは、ご自分のとても悲しい、とてもつらい出来事を、子どもたちのために一生懸命にお話ししてくださいました。ここでもいろいろと感じ、学ぶことができていました。

今回の学び・感じた・考えたことをこれからしっかりまとめて、保護者の方へ発表すると同時に、一人一人の行動も変わっていくことと思います。しっかり見守っていきたいと思います。