【3の1】「代打オレ」2連発 その2
3時間目 「算数(少人数指導)」 わり算
導入で、「今からトランプを3人に配ってもらいます」というやいなや一斉に多くの手が挙がりました。しかし、ここでは最前列の子にお願いしようと思っていましたのでこちらで指名しましたが、それでも「やりたい」という子が何人もいました。「ウレシイ」悲鳴です!笑笑。
実演以外の子には「君たちは、この4人の様子をただ見ているだけじゃダメだよ。先生が何を言いたいのかを考えながら見なさい」 と指示しました。結果は・・・「1人に17枚、あまり1枚」でした。この事実は、後で出てくる「割り算の余り」の概念につながります。計算で1人あたり17枚という事を出していた子もいたようです。
※児童の目の前で、トランプ配付作業をさせた私の意図は「割り算のイメージをもたせる」ことにありました。
続いて、九九の応用トレーニングをしました。
「5の段いきます」その後、私が2のカードを出したら5×2=10だから「10」と答えさせます。
子どもたちは、3→15 4→20・・・と次々に答えていきました。
「4の段いきます」同様にやっていきます。ここで私がいじわるをしました。
8の数字の左半分を隠して(3に見えるように)出しました。
4×3=12 ですから当然12と答えると思ったら、
一斉に32と答えました。これにはビックリしました。
私が左半分を隠していても8ということを認識して計算したのです。ある子は胸を張って答えました。
「(校長先生の)今までのカードの持ち方と変わっていました。それくらいわかりますよ!」
スバラシイ!!私は「(担任の)M先生、しっかりと子どもを鍛えているな」と感心しました。
本時の課題に取り組みます。
パイが12こあります。1人に3こずつ分けると、何人に分けられますか。
おはじきを用いて考えさせました。カメラを向けるとVサインを出してきます。リラックスしています苦笑。
おはじき操作は全員キチっとできていたようです。これを前に出てやらせようとすると、例のごとく「自分がする」の主張の張り合いです苦笑。「今日、まだ1回も発言していない人に限定します」と指示します。下写真はその後の様子です。 パワーがナカナカすごいでしょう!
最後のまとめです。 今日の問題は、「12÷3=4」と表します。
それにしても、3の1は少人数指導で人数が半分になってもパワーは全く変わりませんでした笑笑。
授業後は、マグネットの片づけを自ら進んで手伝ってくれました。さらに、しばらく子どもたちのジャンケンに付き合わされるなど休み時間になってもメッチャ元気な3年生でした。ふう~・・・(^O^) これは心地よい疲れです!!
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