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6年 道徳(校長特別授業)「卒業式を考える」 

 担任の先生にお願いして特別に授業をさせてもらいました。それにはある理由がありました。黒板前面には、卒業までのカウントダウンが掲示されていました。児童がかいたものが日替わりで出てくる方式ですね。

 

 そう、私の今日の授業もそのことに関係しています!!

 

  今日の道徳は「卒業式とは何ぞや?」を始めとした、“そもそも論”の授業です。

 

 途中で子どもたちに問いを出しました。「卒業式って必要なものか?」ここで3名がまさかの「必要ない」と意見を表明しました。こういうホンネの出る授業が私は大好きです。ちなみに、「卒業証書は必ず授与しなければならないものか?」については全員が「授与しなければならない」と答えました。これは正解です!!学校基本法施行規則28条にうたってあります。※ここで認定会の話にもふれました。

 

 卒業式の入場順について問いました。「昨年の卒業式に退屈そうに参加していた人にはわからないだろうなあ」と、ここでもいじわるツッコミをします。

 

 ここでコロナ禍の時期と今の違いに目を向けながら、今年の卒業式における“大改革”の発表(下写真参照)を行いました。最初「恥ずかしい」等の声も聞こえていましたが、本心はうれしいようです。

 

 その後、いろんな話もしました。下写真は授業の感想を書いている子どもたちの様子と最終板書です。子どもたちの感想にはすべて目を通し、コメントを書きました。児童全員が「卒業式に対して前向きに全力で取り組もう」という意欲を感じることができました。来週、担任を通じて本人に返します。本時の授業目的はシッカリ果たせたようです。あなたたちが授業中に「言ったこと・書いたこと」については、シッカリ実行してもらいます。さらにその内容については全職員で共有します。もう後には引けません。「やるしかナイ」のです。