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2時間目の授業を観て回っていると・・・ 

  5の1 算数 三角柱の展開図をかく作業をしていました。※5の2も同時間に同じ内容をしていました。

 児童A「先生、失敗しちゃいました」 I担任「いいよ。失敗も勉強だよ」

 その後、Aさんは気を取り直してやりなおしていました。下写真はそのやり取り直後のシーンです。 

 

  さらに席を回っていると、いつもユニークな発想に驚かされるBくんが他の子たちと違う展開図を描いていました。すかさず、隣のCさんから「これは見取り図。展開図はこれだよ」と優しいツッコミが入りました。するとBくんが「知らんかった―」と言ったので、私は口をはさみました。「いや、(Bくん本人は気づいていないが)これはハイレベルの考え方だ。もしかするとヒーローになるかもよ」と言うと、I担任も近づいてきてすぐにBくんのユニークな発想に気づきました。「このままやってもいいんじゃないか」ここで私は他クラスも回りたいので退出。さて、この後どうなったのか?楽しみです!!

 

  2の1 算数

 学年の実態に応じた内容ですが、5年生と大いに関係のある単元です。全学年を回っていると、これがおもしろいんです!!「算数は、こんな風につながってるんだ!」と肌で感じることができます。この視点は、教師としては大変大事な視点です。このことが頭に入って指導するのとそうでないのとでは大きな差が出ます。もちろん、ベテランのI担任は十分心得ています!

 この時間、子どもたちは、実際の立体模型を使って周囲をなぞる形で展開図を作っていました。これが、5年生になったら模型なしでやってもらいますよー!!

 

 席を回っていると、すごい工夫をしているDくんがいたのでホメました。周りをなぞっているとどうしても角が丸くなりがちです。そこで、Dくんは角の周辺を少し消しゴムで消して、ものさしできれいに描き直していたのです。スバラシイ!!「山田くん、ザブトン1枚」(笑笑)

  「いやー、授業って本当にいいもんですね。それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」

 ※水野晴郎さんと淀川長治さんのマネをしてみましたが、分かる方は何人おられるでしょうか?(苦笑)