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【1の1】代打オレ! 算数「総復習」 ~道徳授業リベンジ(苦笑)の巻~ 

 3校時の算数授業に入りました。今日は、昨日の道徳授業において自分の中で消化不良だった分のリベンジ(自身の授業力の低さからくるものです・・苦笑)の意味もあります。今回は、子どもたちを楽しませながら鍛えようと「百玉そろばん」を持ち込みました。すると「家にあるよ」「保育園でもやったよ」という声が挙がり、早速授業前から多くの子が触りに来ていました。その中のある子は、1個ずつ動かしていって見事に100まで数え上げました!!今日の授業のツカミは上々です !

 

 早速、百玉そろばんを使って授業のウォーミングアップを行いました。

校長「百玉そろばん」 児童「百玉そろばん」

校長「1から10を数えます。よーいはじめ」 

児童「(校長が玉をはじくと同時に)1、2、3、4、・・・9、10」

校長「5とびで20までいきます。よーいはじめ」

児童「(校長が5ずつ玉をはじくと同時に)5、10、15、20」

ここで、Yくんが「6とびやろう」とムチャぶりをしてきました。6とびは、玉をはじく方も大変なのです。

しかし、せっかくやる気になってるのでやりました。ただし、お互いに大変なので18くらいでやめときました(苦笑)。

  その後、5の合成、10の合成、5までの階段、10までの階段、5の分解、10の分解をやっていきました。

 5の合成ならば、校長が玉をはじくと同時に、児童が「1と4で5、2と3で5、・・・」と言っていきます。

 百玉そろばんでは、数と玉のイメージを持たせることが重要になり、速く計算する力につながります。これが「百玉そろばん」がすぐれた教具である所以(ゆえん)です。※以下、長くなるので校長と児童のセリフは省略します。

 

  階段の部分は、子どもたちにさせました。競って前に来てやりたがります。自分に回ってこない子が不満をぶつけていました。 校長「あとで、またやってもらう場面を作るから戻りなさい」となだめました。

 

  約束通り、機会を設けました!

 

  次に、ブロックを用いて「数あてゲーム」をしました。2~3人組をつくり、1人が5個(10個)のブロックを両手でつかんで隠し、片方につかんだブロックを見せてもう片方のブロックの個数をあてるゲームです。3回正解で交代です。先ほどの百玉そろばんで練習した成果をここで発揮してもらいました。

 

 次は、繰り上がりのある足し算・繰り下がりのある引き算の演習プリントを解かせました。解答が出たら暗号文ができるすぐれものです。百玉そろばんは自由に使っていいよと言ったら結構使いに来ていました。 

 

 授業が終わっても解き続ける姿がありました。取り組み姿勢としてはいい傾向です。ただ、時間内に終わらなかったので、まだまだ鍛える必要があります。そのために、今日子どもたちに提示した目標をいずれは達成してもらいます。

 具体的には、7+8=   12-8=  といった問題を「1問0.5秒で解く」ことを目標として示しました。