ブログ

学校長より

熊本県議会議員の方々による学校訪問

教育警察常任委員会視察(7/3)
 増永慎一郎委員長をはじめとする熊本県議会教育警察常任委員会の先生方(7名)が、高森町のICT教育の現状を視察するために本町を訪れました。
 高森中学校と中央小を視察されましたが、中央小では、電子黒板を活用した4年生の英語科と6年生の道徳、テレビ会議システムを活用した5年生の「高森ふるさと学」、タブレットパソコンを活用した6年生の社会科を20分間程ご覧になられました。     
授業参観後は、全体会が開かれ、佐藤教育長が高森町の教育の概要を説明されました。その中にあった「高森の教育は本流を行く」という言葉が大変心に残りました。高森町の教職員の一人として、自信を持って高森町新教育プランの具現化に努めていきたいと強く思いました。それがひいては、高森町の児童生徒の学力向上と豊かな心の醸成につながると確信しています。

学校訪問


学校訪問(6/30)
 阿蘇教育事務所の学校訪問がありました。諸表簿の点検や授業参観等をとおして、中央小の学校経営の状況について多方面から指導を頂きました。私の気づいていなかった点もいくつかあり、早速改善に向けて取り組みます。
  学校からの説明では、私から、学校経営のこれまでと今後について、ICT活用を中心にお話ししました。その話の内容を少し加筆して紹介します。
 
  中央小の一日は、子どもたちのあいさつリレーと合唱で始まります。私は、その声を聞きながら、校長室からは見えない子どもたちの姿、表情を思い描き、全ての子どもたちの幸せを願って一日のスタートを切ります。先日の教育長・校長合同会議で話のあった人吉市で発生した女子高生の事件は、私にとっても大変ショッキングなものでした。ICT環境が整っている本校だからこそ、ネット上の犯罪から子どもたちの身を守る対策をしっかり講じなければならないと改めて強く思いました。不慮の事故や事件、いじめや差別等で、子どもの命が奪われることがないよう全力を尽くしたいと考えています。
 ところで、私の学校経営の最大の目標は、子どもたちの学力向上です。中央小では、これまでの特別活動の取組により、学びに向かう土台づくりはできているととらえていますが、その土台は決して盤石ではありません。やはり、土台を築く取組を継承しながら学力向上に取り組む必要があります。ここ1年と数ヶ月、「確かな学力の育成」を図るためのツールとしてICTを活用してきましたが、ICTを効果的に活用した「分かる、楽しい」授業づくりをめざして、これからも、職員一丸となって研究に取り組んでまいります。
 また、今週の木曜日(7/3)には県議会の教育警察常任委員会の方々が、来週の水曜日(7/9)には文部科学省情報教育課長がICT活用の状況を視察訪問されます。県内はもとより全国から注目されている本校で勤務できることを励みにしながら、常に向上心を持ち、ICT活用に関してキャリアアップを図ることも大切だと考えています。
 最後になりますが、本年度4月よりコミュニティ・スクールが動き出し、高森中央学園、高森中央小学校としてスタートしました。校長として、地域や家庭の協力を得ながら、子どもたちの瞳が輝く学校経営を心がけていきたいと考えます。そして、常に、子どもたちの姿をとおして保護者や地域の方々に本校の教育の成果をお見せすることを心がけます。
                                 文責 東 伸一朗

阿蘇南部自転車大会

阿蘇南部交通安全子ども自転車大会(6/28)

 41回目を迎えるこの大会が、中央小で開催されました。今回は、中央小からの2チームが出場しましたが、8名(全て6年生)の選手たちのやる気とチームワークはすばらしく、真面目で真剣に競技する態度に役員の方々も感心されていました。大会では、学科試験と実技試験がありAチームが優勝しました。7月12日の県大会での活躍を期待したいです。
 大会に向けて、交通安全協会高森支部の方々に、月曜日と水曜日の放課後に指導をしていただきました。子どもたちの運転技術が、日に日に上達していくのがとてもよく分かりました。子どもたちに指導される安全協会の方々を見ながら、地域の教育力を学校経営に生かすことの重要性を改めて認識したところです。協力いただいた皆様、大変お世話になりました。

不審者対策避難訓練


「子どもたちの命を守れ!」 避難訓練(6/26)

 中央小では、毎年、不審者から子どもたちの命を守るための訓練を行っています。本年度も高森警察署の協力を得て、「運動場に不審者が現れ、教室に侵入する」という想定で訓練を行いました。
 運動場に現れた不審者(高森警察署の方)を発見した子どもから職員室に連絡が入り、緊急放送の後、子どもたちは体育館に避難しました。子どもたちは、整然と冷静に避難することができましたが、不審者に対応した職員は大変だったようです。刃物を持った不審者に、それぞれがサスマタや竹ぼうきなどを持って対峙しましたが、臨場感あふれる訓練に緊張と不安を感じたそうです。訓練後、「子どもたちの命を守るために必死でした。」という声を聞き頼もしさを感じました。
 学校は、子どもたちの安全な生活が保障されるべき場所です。しかし、過去には痛ましい事件が発生しています。あってはならないことですが、校長としては、「もしものことが発生したらどう対応するか」を常に念頭に置いて、学校経営をしていきたいと考えています。

草取り大作戦


縦割り班 草取り大作戦(6/24)
 縦割り班活動の一環として、全児童、全職員で校内除草作業を行いました。30分間の作業時間でしたが、子どもたちは、黙々と取り組んでいました。今回も6年生のリーダーシップが随所で見られました。除草した後地に、花を植える班もあり、校舎周辺が随分すっきりしました。
 6月30日には、阿蘇教育事務所や高森教育委員会からたくさんのお客様が来られます。きれいな環境でお客様をお迎えしたいと思っています。

はなしのぶコンサート

はなしのぶコンサート(6/22)

 今回で34回目、そして最後となるコンサートが1400名もの方々をお迎えして盛大に行われました。
 中央小からは、5,6年生の76名が参加し、「野に咲く花のように」をアカペラで、「故郷(ふるさと)」をマンドリンの調べに乗せて合唱しました。私は、子どもたちの歌声を聴きながら感極まるものがありました。また、この子どもたちと一緒に学校生活がおくれる喜びを改めて感じました。コンサートの最後に、出演者とお客様が一緒に「花は咲く」を歌いましたが、多くの方々にとってすてきな思い出ができたことだと思います。
 中央小は、学校が設立された平成15年度からの参加になりますが、それ以前は、旧色見小、旧上色見小、旧高森小の3校が参加していたそうです。小学生の時に、このコンサートに出場し、その後尚絅高等学校ギターマンドリン部に入った先輩がいたことを聞きました。また、親子2代にわたって参加した家族も数軒あるそうです。
 いろいろなドラマを生んだこのコンサートを、長きにわたり支えてこられた実行委員会の皆様に心より敬意を表したいと思います。

なかよし交流会


なかよし交流会(6/19~6/20)
 阿蘇青少年交流の家で行われました。阿蘇郡市内の小中学校の特別支援学級に在籍する児童生徒が参加しました。中央小からも5人の児童が参加しました。
 1日目の活動は、午前中に開所式とオリエンテーションを行い、午後からは、雨が降ったので室内で「宝さがし」をしました。入浴、夕食の後、午後7時から「キャンドルの集い」を行いました。第1部が「キャンドルのつどい」、第2部が「楽しく遊ぼう」、第3部が「読み聞かせ」という3部構成でした。神秘的に始まり、ゲームやダンスで盛り上がり、心穏やかに幕を下ろしました。中央小の5人もそれぞれに体を動かし、声を出して楽しんでいました。担当の先生方のきめ細かな準備により、子どもたちの心に残る「キャンドルの集い」ができました。
 2日目は、5人が一番楽しみにしていたアゼリアでの水泳です。ウォーキングスライダーや流水プールで楽しく泳ぎました。
 2日間の交流会でしたが、5人が楽しく過ごすことができたことが何よりでした。また、他校の子どもたちとたくさん知り合うことができてよかったです。

教育課程ヒアリング


高森町教育課程ヒアリング(6/12)
 12日(木)、午後3時より、高森町教育委員会主催の高森町教育課程ヒアリングが行われました。各学校15分程度の時間で、本年度の学校経営、教育活動等について報告をしました。私からあいさつをし、河津教頭と田上教務主任が説明しました。他校の状況を聞くことができ大変勉強になりました。本年度は、ICTを活用した学力向上にしっかり努めたいと考えています。
高森警察署・所在地連絡協議会(6/16)
 16日(月)、午後1時30分より、高森警察署で行われました。本年度の大きなテーマは、高齢者の方々を犯罪や交通事故からいかに守るかでした。私は、中央小の子どもたちが、日頃から高齢者の方々に見守りや声かけをして頂いているので、高齢者の方々を守るという意識はあまりありませんでした。
 高森町は、今年4月から、「地域とともにある学校づくり」を目指してコミュニティ・スクールが動き出しました。それを活かして、高齢者の方々と接する教育活動をもっと取り入れていきたいと思いました。一緒に活動することで、子どもたちは、生きる知恵を身につけ、高齢者の方々は、さらに元気になっていただけたらいいなと思います。
 今回、いろいろな方の話を聞きながら、私が学校経営で目指している「地域に貢献できる子どもの育成」を具現化する第一歩は、高齢者の方々とのつながりだということを再確認させてもらいました。

町をきれいに大作戦

「町をきれいにしよう大作戦」
  5月27日(火)に高森中学校の生徒と一緒に、「町をきれいにしよう大作戦」を行いました。中央小で編制している12の縦割り班に中学生がそれぞれ入り、一班約40名の児童生徒が6カ所に分かれて約1時間のゴミ拾いを行いました。
 中央小周辺、別所池周辺、湧水トンネル公園周辺のゴミは小学校に持ち帰りましたが、「燃える物」が3袋、「資源ゴミ」が1袋、「不燃物類」が1袋もありました。
 活動後に小学生に感想を聞いたら、「ゴミ拾いは楽しかったです。町がきれいになって良かったです。」「ゴミが多かったのに驚きました。ゴミを落とさないようにします。」と返ってきました。行事の目的が達成できたことをうれしく思います。また、中学生の頑張りと小学生に対する気遣いが随所で見られました。さすが、高森中の生徒だと思いました。

大活躍! ソフトボール部

阿蘇郡市小学校規模別ソフトボール大会
好天に恵まれた5月24日、25日の両日に開催されました。24日は1、2回戦が行われ、対阿蘇西小B、宮地小にそれぞれ勝利し、準決勝に駒を進めました。25日の準決勝では、白水小と対戦しましたが、お互いに勝負を譲らず、同点のまま試合が終わりました。規定により、ジャンケンでの決着となりました。私も手を合わせ、ドキドキしながらジャンケンを見ていましたが、白水小が先に5人が勝った時は残念でたまりませんでした。
私からも、労をねぎらう話をしましたが、数名の子どもの目から涙がこぼれているのを見た時、「このチームは、これからきっと強くなる」と感じました。6月8日(日)には高原杯ソフトボール大会があります。ぜひ、勝ち上がって優勝をしてほしいです。
どのチームより声が出ていたことがすばらしかったです。互いに言葉を掛け合いながら闘っている姿に感動しました。子どもたちご苦労様。保護者の皆さん、大きな声援ありがとうございました。