12/12(木)、人権旬間の本日、「人権学習」の授業を公開いたしました。多くの保護者の皆様にご参観いただきましたことに、心から感謝いたします。本当にありがとうございました。各学年の授業の様子をご紹介いたします。
【1年生 道徳『ええところ』】
教材を通して、友だちのよいところを出し合い、自分よさに気づくことで、クラスの雰囲気づくりにつなげる学習を行いました。一人ひとりのよさを友だちから伝えられたり、友だちのよいところを伝えたりすることで、子どもたちの表情がどんどん笑顔になっていきました。
【2年生 学活『みーちゃんのランドセル』(高森町共通教材)】
高森町在住の原作者の実体験から作られた紙芝居をもとに、今の自分たちのクラスを見つめなおす取組を行いました。友だちからの心ない言葉で、みーちゃんのランドセルは涙でいっぱいになってしまいます。みーちゃんの気持ちに気づいてクラスに問いかけためいちゃんのようになりたいと子どもたちが真剣に考える姿がみられました。
【3年生 道徳『じゃがいもの歌』】
じゃがいもが一つ一つ違うように友だちも一人ひとり違うことに気づいた子どもたちは、自分らしさや自分のよさについても考えました。少し恥ずかしそうに、でも、誇らしげに自分のよさを発表する子どもたちの表情、そして、友だちのよいところを発表する子どもたちの表情は輝いて見えました。
【4年生 道徳『いっしょになってわらっちゃだめだ』】
友だちと一緒になって笑ってしまったぼく。おかしいと思っても何もできなかったぼく。勇気を出して行動したぼく。主人公とぼくを重ね、自分を見つめ直したことで、今よりもっと素敵なクラスにするためにできることは「優しくすること」「声をかけること」等と、たくさん見つけることができました。このことを実行していきたいと気持ちを強くしました。
【5年生 学活『仲間とつながろう~部屋の4すみ~』】
自分のことが好きですか?自分は誰かの役に立っていますか?学級のためにできることって何だろう。一人一人の感じ方や見え方は違うけれど、お互いの思いを知って、更に強いきずなでつながりたいと感じた子どもたち。6年生を目前に控えた今、もう一度仲間づくりについて深く考え直すことができました。保護者の皆様にご参加いただいたことで、更に素敵な時間になりました。
【6年生 社会・ふるさと学『渋染一揆』(高森町共通教材)】
差別政策に対する部落民衆の抵抗として記録されている「渋染一揆」を通して、身分が制度として成立した時代に、きびしい差別に必死で抵抗した部落民衆の開放への願いの強さを学ぶ機会になりました。授業の導入で、自分の学校やクラスで、今の時代に同じようなことがあれば抗議すると主張した子どもたち。しかし、時代背景を知り学習が進むうちに従うより他になかったかもしれないともどかしい思いに包まれた子どもたち。そして、部落民衆の強さを知った子どもたち。この一時間の中で、子どもたちは深く考え、知り、悩み、学びを深めました。