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1. 校内放送で、校長先生から子どもたちへ… ~臨時休校について~

投稿日時: 2020/02/28 管理

 2/28(金)、午後2時10分より、校内のテレビ放送を使って、校長先生から子どもたちへ、休校についてのお話がありました。以下は、全文です。

 皆さんこんにちは。今日は、先生から、皆さんに大切なお話をしたいと思います。

 皆さんも、昨日の夕方からテレビ等で知っていると思いますが、休校措置について報道されていました。日本では、新型コロナウイルスの大きな流行が心配されています。特に、学校などの閉め切った限られた空間の中で感染が広がれば、たいへんなことになります。そのことは、皆さんもわかってくれていると思います。国の方は、何とかそうならないように、今のうちに感染を抑えたいと考えて、全国すべての小学校・中学校・高校を休校にすることを決めました。6年生にとっては卒業式、皆さんにとっては修了式、学校で一番大切な行事が残っています。その中で、このような措置になることをとても残念に思いますし、心苦しく思っています。ただ、皆さんの安心・安全を第一に考えて決めた措置です。先生たちで、しっかりこの後のことは決めていくことを約束します。

 皆さんは、明日からとても不安な気持ちのままで休校を迎えることになると思います。でも、大丈夫です。先生たちは学校にいます。心配なことが起きたときには、学校に電話をしてください。先生たちはいます。必ずいます。また、この休み中、家庭訪問したり、電話連絡したりして、皆さんの様子をいつも目の当たりにしていたいと思います。皆さんに会えないことはとてもさみしいことです。しかし、今の状況では仕方ありません。校長先生は、この学校に来て4年になります。来た時から、学校は皆さんの命を預かり、守り、育てるところという強い心を持って、先生方と力を合わせ、そして、皆さんと一緒にがんばってきました。大切な命を守るための休校です。どうぞ、皆さんも、そのことをしっかりわかってほしいと思います。これ以上、感染が広まらないための休校です。特別に用がない時の外出はできるだけ避けてください。日本全国で、皆さんと同じように頑張っている人がいます。一緒にがんばっていきましょう。

 先生から大事なお願いがあります。こうやって、感染が広がると、だれだれが感染した、だれだれのせいだと感染した患者さんへのひどい言葉というのが聞かれるようになりました。誰かが感染した、だからこうなった、そうではありません。だれしも、罹りたくて罹る人はいません。予防していた、それにも関わらず罹ってしまった。それが、ほとんどです。そのことを理解してください。皆さんは、理解できる人たちだと、先生は思います。たったひとつのやくそく、自分がされていやなことは人にしない言わない、そのことを、この休み中にもしっかりとを守ってください。

 また、必ず元気に会えます。大切な皆さんが、病気になっちゃならん。交通事故にあっちゃならん。そのことをくれぐれも先生からお願いします。3月15日まで、熊本県立、市立、町立、村立の小中学校は全て休校になります。3月16日に元気に会いましょう。元気で過ごしてください。皆さん、一緒にがんばりましょう。

 この言葉を聞いた子どもたちは、安心した表情を見せ、その後の担任の話に耳を傾け、明日からの休校の準備に取り組みました。