投稿日時: 02/07
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本日(2/7)午前中、4年生は、阿蘇市の町古閑牧野で野焼きを体験しました。高森ふるさと学(総合的な学習の時間)に草原学習を行っている4年生にとって、この野焼き体験は、学習のまとめとなる大切な時間でした。阿蘇に生きる子どもたちにとって、美しい阿蘇の自然と豊かな暮らしを守る人々に教わる草原学習は、これからの生き方を考えるきっかけになったに違いありません。帰りのバスの中、「ねえ、おとなになったらどこに住む?」「わたしは阿蘇。」そんな会話が子どもたちの間から聞こえてくるのを、特別な思いで聞きました。どこに住んでも、阿蘇に生まれ、育ったことを誇りに思う、そんな子どもたちが育っていると幸せな気持ちになりました。
バチバチ!パリパリ!ジリジリ!激しい音の中で、子どもたちは特別な体験をしました。これまでに学んできた草原学習。自分も、阿蘇の自然を守り受け継いでいくための野焼きに関わることができた喜びを感じながらの体験でした。「野焼きを体験して、どのように草原が守られてきたのかわかりました。けががなく、野焼きを終えることができて、うれしかったです。」「ぼくも、阿蘇の自然を守ることができて、うれしかったです。」「阿蘇の自然を守るために、たくさんの方が関わっていることがわかりました。私たちに野焼きを体験させてくださり、ありがとうございました。」子どもたちの感想の中には、充実した学びの時間を過ごすことができたことへの達成感と感謝があふれていました。これからの事後学習の時間にも、丁寧に取り組んでいきたいと思いました。
本日の野焼き体験をご準備いただき、ご協力いただいた多くの皆様に、心から感謝いたします。