校長室から

2022年11月の記事一覧

11月28日~12月2日

12月2日(金) 子どもたちとの会話から・・・・

本校の子どもたちは大変素直で、色々なことを話しに来てくれます。家族とお出かけしたことや前日に食べておいしかったもの、面白いテレビを見たこと等など、聞いていてほのぼのとする内容ばかりです。今朝は、一人の子が近付いてきて、「校長先生、今日は外食です。」と教えてくれました。「いいですね。何を食べに行くのかな?」と尋ねると、「それは分かりません。」とうれしそうに話していました。また、「校長先生、今日の夕ご飯はすき焼きです。」と伝えに来てくれました。「卵を溶いて、くぐらせて食べるとおいしいね。」と言うと、「うちは卵を使いません。」と教えてくれます。その後、すき焼きに何を入れるかといった会話に発展していきました。
風が強く、寒い日が続きますが、子どもたちとお話をしていると、心が温かくなってきます。

12月1日(木) 本格的な冬の到来?

「寒い!」と、思わず声が漏れてしまう朝でした。登校してくる子どもたちの服装も、一気に冬モードになりました。しかし、正門近くに来ると、元気に「おはようございます」とあいさつをしてくれる本校の子どもたちです。
日中も寒い一日となりましたが、昼休みは運動場で元気いっぱい外遊びを楽しむ子どもたちの姿が見られました。追いかけっこやブランコ、サッカー、ドッチボール、一輪車など、寒さを吹き飛ばすように走り回っていました。その後は掃除、午後の授業となりますが、汗をかいた子どもたちの体が急に冷えて、風邪を引かないかと心配になりました。そのようなことを考えながら校舎を回っている時、ふと保健室前の掲示が目にとまりました。
冬休みまで20日を切りました。2学期も残り少なくなりましたが、全員元気で過ごしてほしいと思います。

11月29日(火) 5年生理科「もののとけ方」

理科室から楽しそうな声が聞こえたので行ってみると、5年生が理科の実験を行っていました。単元「物のとけ方」で、ミョウバンの結晶づくりに取り組んでいました。この実験の様子を見ながら、理科の授業を行っていた頃のことを思い出しました。理科専科として3~6年生までの授業を行っていた時があったのですが、このミョウバンの結晶には苦労しました。まず種となる結晶を取り出した後、糸や針金の先にその種結晶を付け、濃度の濃いミョウバンの水溶液に入れて冷やすと、種の回りにさらにミョウバンが付着し、大きな結晶ができるという実験です。しかし、何度やっても糸や針金から種結晶が落ちて、大きな結晶ができず、子どもたちをがっかりさせたことがありました。
子どもたちが笑顔で、「校長先生、結晶ができました。」と見せてくれました。こういう子どもたちの笑顔や驚く表情を求めて授業づくりをしていた頃を懐かしく思い返しました。
  

11月28日(月) 1、2年教室が明るく、暖かくなりました

本校は、校地に大きな樹木がたくさんあり、緑豊かな学校です。しかし、大きく育ちすぎていて、教室に差し込む光を遮っていました。また、校地から飛び出し、落ち葉が地域の方々にもご迷惑をかけていました。この度、教育委員会の支援を受け、大きな木を中心に枝の伐採及び選定を行っていただきました。中庭の大きな木を整備していただいたおかげで、1、2年生教室が明るく、大変暖かくなりました。昨年度までは、寒い季節になると、子どもたちが日の当たるところを探して本読みやお絵描きをしていました。整備していただいてからは、「校長先生、今日は暑いです。」と言う子もいます。
また、正門近くの桜の木やももの木も整備していただきました。毎日、一輪車2~3杯分の落ち葉を子どもたちと集めていましたが、これからは別の場所の掃除ができそうです。いつも私を手伝ってくれている「ホーキーズ」の子どもたちも、「明日は、銀杏の木の葉っぱを集めます。」と言っていました。朝のボランティア活動が、さらに活発になりそうです。

11月24日~25日

11月25日(金) 「ホーキーズ」大活躍!

「校長先生が修学旅行でいなかった間も、いつも校長先生が朝からきれいに掃いてくださっている場所をホーキーズのみんながきれいにしていましたよ。」と、事務の先生が教えてくれました。昨日の朝から落ち葉はきをしようと正門付近に行くと、確かにきれいになっていました。その報告を聞いて、本当にうれしくなりました。
主体的に自分たちの学び舎の美しい環境を守ろうと取り組む子どもたちが育っていることは、何にも代えがたい喜びです。本校の子どもたちに、心から「ありがとう」を伝えたいと思います。
  

11月24日(木) ふるさとの素晴らしさを感じる学習

2年生の生活科でふるさと坂瀬川の探検を行っています。本日は、家族で農業を行われ、健康食材として知られているいちじく、オリーブ、ブルーベリー、ハーブなどを育て、加工して商品化されている「ミナクルファーム」を見学させてもらいました。私も子どもたちを一緒に農園の見学させてもらいました。苓北町の温暖な気候を利用し、日当たりのよい斜面を切り拓きながら、色々なものを丹精込めて作られていることが分かりました。子どもたちは、「しいたけがあります。」「みかんだ。」「これがブルーベリーの木なの?」と歓声を上げながら説明を聞き、そしてタブレットで写真を撮っていました。温暖な地域でも育つブルーベリーの木があることを、私も初めて知りました。笑顔で説明してくださるミナクルファームの方の温かさに触れ、本校の子どもたちは、本当に素晴らしいふるさとで育っていることを実感しました。
  

11月14日~11月18日

11月18日(金) 保育所のお友達からの贈り物

苓北町では、保小中連携の取組として、他の学校、保育園の児童・生徒と本の紹介を通して読書に親しむとともに、交流を深めることを目的とした「読書ゆうびん」が行われています。本校の1年生も、近隣の保育所のお友達に向けて、おすすめの本を選んで紹介しています。保育所からも、園の子どもたちが大好きな本の紹介が届き、職員室横に掲示しています。本年度は、しろくまのお母さんがホットケーキを作る過程を描いた本が紹介されました。合わせて、園の子どもたちが紙粘土で作ったホットケーキも届いています。どのホットケーキもよくできていて、すばらしいと感じました。一生懸命作ったホットケーキを見ていると、何だか温かい気持ちになります。
  

11月16日(水) 修学旅行の準備が着々と進んでいます

次週、町内の都呂々小学校と連合で修学旅行に出かけます。新型コロナウイルス感染症の第8波が懸念されていますが、修学旅行に向けて対策を十分に行っています。修学旅行で平和集会を計画しています。平和への誓いを込めて、子どもたちが千羽鶴を作っています。家族の協力も得ながら、一人100羽折っていて、色ごとに箱に入れてあります。こういう光景を見ると、私が6年生を担任していた当時のことを思い出します。1000羽を越えたということで、いよいよ鶴をつなげる作業が行われていました。
修学旅行に向けての事前学習もしっかり行われていて、一人一人が目標をもって調べ学習を進めています。修学旅行の準備も、着々と進んでいることを感じました。
  

11月15日(火) 休日の楽しい思い出がいっぱい!

本日は、1年生の家庭学習を見せてもらう日でした。1年生の家庭学習の中で、一人一人の日記を見せてもらいました。読んでみると、子どもたちの休日の楽しい思い出がたくさん綴られていました。「家族と散髪に行って、さっぱりしたこと」「弟の誕生日で、プレゼントをあげたこと」「産業文化祭に行って、すのこを作ったこと」「家族で久しぶりに旅行をしたこと」「スイミングに行って、練習をがんばったこと」等など、読んでいる私の方が温かい気持ちになりましたし、元気をもらった気分になりました。
さらに感心したのは、1年生の子どもたちが、しっかりとした文字で書いていたことでした。元気いっぱいの1年生ですが、「学びに向かう力」も確実に成長してきていることを感じました。

11月7日~11月11日

11月11日(金) 読書の秋

リモートで児童集会が行われ、「わくわく図書委員会」から、本への興味を高めてもらうための発表が行われました。低・中・高学年ごとにおすすめの本を選び、どのようなところが面白いのかを紹介してくれました。教室を見て回ると、「知ってる。読んだことがある。」や「おもしろそう。」といった声が聞こえてきました。
委員会から「人気の本ランキング」が発表されると、「やっぱり!」「あのシリーズ、大好き!」といった歓声が上がっていました。低学年では、「ざんねんないきもの」シリーズが人気のようです。高学年では、歴史の読み物や「悩み部」シリーズが人気でした。
夜も長くなり、読書にはぴったりの季節です。明日から休日ですが、家庭で読書に親しむ時間を作ってみらることをお勧めします。
  

11月10日(木) 「親の学び」」講座

本日、次年度入学予定の子どもたちを対象に就学時健康診断を行いました。子どもたちが様々な検査をしている間、保護者の方々に入学に当たっての準備等について、各担当から説明しました。また、子育てに関する悩みを保護者間で共有できるよう、「親の学び」講座を行いました。
本校教頭が進行しましたが、自己紹介やアイスブレイクを取り入れ、大変和やかな雰囲気で講座が進みました。「さいころトーク」では、家庭での子育ての様子なども話題になり、大変盛り上がっていました。
私も経験者ですが、子どもを育てるに当たっては、色々な悩みが出てくるものです。保護者の方々と子育ての悩みを語り合う時間は、とても有意義だと感じています。今後も、このような時間を作っていければと考えています。
   

11月8日(火) 花いっぱいの美しい学校に向けて

朝から正門のところで子どもたちの様子を見ていると、ほとんどの子がブレザーを着て登校するようになりました。朝晩は、ずいぶん寒くなりました。最近まで学校を彩っていた温かい時期に咲く花々も終わりを迎え、少し寂しく感じていました。しかし、来年の春に学校を華やかに飾る花々の準備が着々と進んでいます。
本校では、種から花を育てています。小さな芽をポットに仮植し、大きくなったら鉢やプランター、花壇に子どもたちの手で定植します。現在、たくさんのポットに花の苗が育っています。ここに至るまでには、本校の事務や主事の先生が中心となって、子どもたちでは調整が難しい日当たりから水かけの加減まで考え、熱心にお世話をしてくださっています。本当に頭が下がります。
この花の苗たちが、そろそろ定植の時期を迎えます。これから寒い冬がやってくるのですが、花の苗を見ていると、来年の春が待ち遠しくてたまりません。
  

11月7日(月) 3・4年生の期待に応えて

毎日、子どもたちが給食をおいしく食べている様子を見るために、全学年を回っています。ある出来事をきっかけに、3・4年生で誕生日を迎えた子がいる日は、私が廊下から「Happy birthday to you」を歌いながら入ってくることになっています。担任も子どもたちもそのことを期待しているようで、「校長先生、今日は○○さんの誕生日ですよ。」と、わざわざ教えに来てくれます。子どもたちの期待を裏切ることはできませんから、そのリクエストに応えて、本日も歌いながら教室に姿を現したところ、みんなで大喜びして迎えてくれました。誕生日を迎えた子も、満面の笑顔を見せ、うれしそうにしています。
担任の先生から、「校長先生、11月に誕生日を迎える子は一人なんですが、来月は4人います。頑張ってください。」と笑いながら話してくれました。3・4年生の子どもたちの期待に応えて、来月も頑張りたいと思います。