校長室から

2022年3月の記事一覧

3月22日~3月23日

3月23日(火) 令和3年度 修了式

本日、令和3年度の修了式を行いました。学年の代表の児童に修了証を手渡しましたが、学級みんなの修了証を大事そうに持って列に戻る様子が見られました。その後、各学年の代表児童による1年間の思い出発表がありました。「体育の授業で、ボールが取れるようになりました。」「図工でエレベーターの作品を作りました。」「自分で考えて行動できるようになりました。」「自計学を頑張って、全部の漢字大会で満点を取ることが出来ました。」などの発表を聞きながら、本校の子どもたちに育てたい資質・能力である「学びに向かう力」「考動力」「かかわり合う力」の成長を感じました。校長講話では、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」に向けて、自分が頑張った様子を振り返り、自己評価をしてもらいました。この1年で頑張ったことや出来るようになったこと、もっと頑張りたいを一人一人がよく考えてくれていたようです。
4月からは、それぞれが次のステージへと進みます。これまでの頑張りに自信を持ち、4月からも大きく成長してくれることを願っています。保護者の皆さまや地域の皆さまには、本年度も本校の教育活動を温かく見守り、ご支援いただきました。心よりお礼申し上げます。次年度もよろしくお願いいたします。
  

3月22日(火) 「サクラが咲いています!」

朝から登校する子どもたちを正門で待っていると、早く登校した1年生が桜の木を眺めています。「校長先生、サクラが咲いています。」と話しかけてきました。「ずいぶん暖かくなったから、サクラの花も咲き始めたんだね。」と返すと、「明日は、もっとたくさん咲きますよ。」とうれしそう笑顔を見せてくれました。その後は、次々と咲き始めているチューリップをじっと眺めていました。
身の回りの小さな変化に気付き、感動する豊かな感性を、これからも大切にしてほしい朝でした。

3月14日~3月18日

3月18日(金) 卒業式に向けた雰囲気も高まり・・・・

校内を回ると、6年生への感謝のメッセージがあちらこちらに掲示されています。次週の卒業式に向けた雰囲気が高まってきました。本日、卒業式の練習を行いました。6年生はもちろんのこと、参加する4・5年生も、気持ちを込めて練習に臨んでいました。6年生の姿を見ていると、様々な思い出が浮かんできて、やはりさびいしい気持ちになります。また、6年生と全職員とで記念撮影も行いました。
子どもたち一人一人の思い出に残る卒業式となるよう、しっかりと準備を進めていきたいと思います。
  

3月16日(水) 春を見つけて

校長室の窓から、2年生がタブレット端末を持って何やら写真を撮っている様子が見えました。1年間の振り返りの学習をしていたようですが、春を感じるものを見つけていたようでした。玄関横には、今年もツバメの姿が見られるようになりました。昨年まで作っていた巣をのぞきには来ていますが、その中に入るまでには至っていません。ツバメが巣に入るところをねらっている子もいましたが、「ツバメが入らないから、撮れません。」と話してくれました。サクラの木のそばでは、丸く大きくなったつぼみを撮影している子もいました。
本日も晴天で、本当に温かくなりました。自然豊かなふるさと坂瀬川の、様々な春の風景を見つけてほしいものです。
  

3月15日(火) 見頃を迎えて

本校の花壇に植えた花々が、この暖かい陽気も手伝って、見頃を迎えようとしています。玄関前の花壇や校舎南側にある学級園で育ててきたリビングストンデージーやノースポールなどが咲き誇り、実にきれいです。昼頃に見ると、目にまぶしいほどです。それらを見ると、寒い冬の朝も、子どもたちが水かけや草取りなどをがんばっていた様子を思い出します。目を配り、気を配って育ててきたからこそ、このように美しく花開いてくれたのでしょう。今後は、パンジーやチューリップなども加わり、6年生の卒業式や4月の入学式を鮮やかに彩ってくれることでしょう。

3月14日(月) 中学校の英語の授業を体験

4月から中学校へ進学する6年生に対し、学習への不安を解消し、希望を持って授業に臨んでもらうことを目的に、中学校の英語担当の先生による体験授業を行いました。授業を参観していて驚いたのは、ほぼ英語で話される内容を、子どもたちが聞き取っていることでした。これは、週に2回、計画的に外国語の授業を実施してきている成果だと感じました。
中学校の先生に、英語で自分を紹介した冊子を渡し、説明するといった活動が行われました。冊子を受け取った先生が英語で質問されることにも、本校の6年生は、しっかりと答えることが出来ていました。最後にスピーキングの体験をしましたが、スピードの速さに驚いていたようでした。
体験授業後に子どもたちに話を聞きましたが、中学校での英語の授業がより楽しみになったようでした。
  

3月7日~3月11日

3月11日(金) 地域に支えられながら

いつものように、登校してきた子どもたちと朝のあいさつを交わそうと正門に行くと、近隣の保育所の副園長さんに出会いました。「おはようございます。」と声をかけると、手にはじょうろを持っておられます。正門前の花壇にはツツジが植えてありますが、その根元に花を植えてくださっていました。その花に、水をかけてくださっていました。本当に有り難いことだと感じました。私たち学校職員の気付かないところで、環境を整備していただいている地域の方もいらっしゃいます。地域の方々の温かい心に支えられながら教育活動が進められている坂瀬川小は、本当に素晴らしい学校だと感じます。
  

3月10日(木) 子どもたちが考えた献立が給食になりました!

本日、苓北町の全小中学校で出された給食は、本校の児童が提案した献立でした。6年生の2学期の家庭科で、一食分の献立を考える時間がありますが、その学習の中で、給食の献立を考える取組が行われていました。日頃子どもたちが食べている給食の献立を参考にし、栄養バランスや苓北町の食材(地産地消)も考えながら、一人一人が理想の献立を立てました。その献立を栄養教諭の先生に提案したところ、給食共同調理場の方々と協議され、実現することが出来ました。本日の献立を考えた子はもちろんのこと、6年生全員で喜び合いました。
当初は、実際に調理場に提案した子も入り、栄養教諭の先生と同じ動きを体験する計画もありましたが、コロナ禍のため叶いませんでした。しかし、6年生全員で共同調理場に出向き、給食が出来るまでの過程を見せていただきました。管理栄養士になりたいという夢をもっている子は、この体験を将来に役立てたいという感想を述べていました。
今回の提案の実現に向けてご尽力いただいたすべての方に対して、心からお礼申し上げます。
  

3月9日(水) 「ここはひみつのトンネルです」

朝から正門付近の落ち葉はきをしていると、一人の1年生が、「校長先生、ここはひみつのトンネルです。ここを通ると運動場に行けます。」と話しかけてきました。天気のよい日の昼休みは、たくさんの子どもたちが追いかけっこをして楽しんでいる様子をよく見かけます。正門付近にカイズカイブキが並んでいるのですが、下の方にちょっとした空洞が出来ています。大人は通ることが出来ないのですが、低学年の子どもたちは、そこを軽々と通り抜けています。子どもたちの中には、「ひみつきち」と言っている子もいます。「校長先生、ここを通るとトトロが出てくるみたい。」と話してくれました。子どもたちの想像力は大変豊かであり、心から遊びを楽しんでいるんだなあと感じた朝でした。

3月8日(火) 日本の伝統文化から学ぶ

地域学校協働活動の取組として、日本の伝統文化でもある茶道の体験活動を行いました。本校の地域学校協働活動推進員に連絡及び調整を行っていただき、町で茶道を教えておられる方を講師としてお迎えし、6年生を対象に実施しました。
6年生の中には、卒業式、そして中学進学を目前に控え、期待や不安で心が落ち着かないこともあることと思います。学校生活の節目となるこの時期に、茶道の様々な所作に学びながら、心静かにお茶をいただくことで、落ち着いた気持ちで次のステップへと進んでほしいと願い、今回の活動を企画しました。
礼にも様々な種類があることや、畳の歩き方、相手への言葉のかけ方等、初めて体験することばかりに、「奥が深い」という感想を述べた子もいました。本格的な抹茶を初めて飲む子ばかりで、味の感想も様々でしたが、添えられていた和菓子については、一様に「おいしかった。」と話してくれました。
長く受け継がれてきた文化のよさを学ぶ中で、改めて自分たちのふるさとのよさを見つめ直し、感謝する心を育んでいってほしいと願っています。
  

3月7日(月) 1年生の楽しい日記より

本校の子どもたちの家庭学習の頑張りを励ますために、1・2年生は日記を、3年生以上は自計学ノートを、曜日で学年を決めて見せてもらい、私からもコメントを書かせてもらっています。1年間続けてノートを見ていると、子ども一人一人の成長が感じられ、とてもうれしい気持ちがします。
本日は、1年生の絵日記を見せてもらいました。休日に家族と遊んだこと、金曜日の送別遠足のことなど、楽しい思い出が綴られていました。遠足で食べたお弁当がうれしかったのか、中に入っていたおかずを詳しく絵に描いている子もいました。
子どもたちの「学びに向かう力」を高めるためのサポートを、これからも続けていこうと思います。