校長室から

2022年1月の記事一覧

1月31日~2月4日

2月4日(金) 苓北中学校 新入生説明会

1月27日(木)に6年生を対象に予定されていた苓北中学校体験入学は、県内の新型コロナウイルス感染症拡大による「まん延防止等重点措置」が適用されていることもあり、残念ながら中止となりました。当日は、中学校の先生の授業を体験したり、部活動を見学したりする予定でした。
中学進学を目の前にした6年生にとって、期待も大きい反面、不安を感じている子も多いことでしょう。少しでもその不安を解消し、スムーズに中学校生活へ移行できるように、中学校の先生が本校に来られ、6年生に中学校生活の概要を説明されました。校長先生と教務主任の先生からの話を聞き、中学校進学が楽しみになったという子もいました。また、生徒が制作した部活動紹介ビデオも紹介され、関心をもって視聴していました。
本校の6年生のために、このような貴重な機会を作っていただいた苓北中学校の先生方に、心から感謝申し上げます。
  

2月3日(木) 「せ」・・・いいっぱい そうじにとりくむ 学校

本校の特色ある取り組みである「朝のボランティア活動」については、これまでも掲載してきました。寒さの厳しい朝ですが、子どもたちは意欲的に活動してくれています。最近は落ち葉も少なく、以前のようにリアカーに落ち葉を集めたり、ひたすら運動場の草を取るような作業はないのですが、自分たちで活動場所を決めて、黙々と取り組んでいます。校舎を一周しての落ち葉掃きを終えて、職員玄関前に戻ると、6年生を中心に昇降口や廊下などの掃除に取り組んでくれていました。本日は、4月に入学する新1年生の保護者説明会を行うことになっていましたが、そのことを考えてか、会場の理科室やその周辺を念入りに掃いたり拭いたりしてくれていました。1・2年生は、学級園に生えた小さな草を一生懸命取ってくれていました。その一人一人の姿を見て、「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」の「せ」・・・せいいっぱい そうじにとりくむ 学校となってきていることを実感しました。
  

2月2日(水) ふゆとなかよし

5時間目に、1年生が運動場に出てきました。生活科「ふゆとなかよし」で、冬にできる遊びとして自分たちで作った凧を飛ばしながら楽しむことを目指した学習でした。ビニールに思い思いの絵柄を描いた凧ですが、風に乗ってよく跳んでいました。1年生の子どもたちも、元気に運動場を走り回っていました。
イカの絵を描いている子がいたので、「どうしてイカなのかな?」と尋ねると、「タコよりイカの方が好きだから。」と返ってきました。「凧」が「蛸」になっていたようです。久しぶりに1年生の子どもたちと運動場を走りましたが、寒さも吹き飛び、私も元気が出てきました。
  

2月1日(火) 子どもたちはダンスが上手です

2月に予定している「坂っ子フェスティバル」に向けて、生活科や総合的な学習の時間での振り返りをしながら、発表内容を子どもたちと担任で考えている様子を見かけます。子どもたちの発表をどのような形で発信するかについては、新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、全職員で考えている最中です。
3・4年生では、「人にやさしい坂っ子」というテーマで、福祉について調べ、考えてきました。リモートで支援学校の友達と交流した際、その友達が練習していて、一緒に踊った手話ダンス「Oh!AIWO(オーアイオー)」を発表に取り入れるようです。そのダンスの練習をしているところを見たので、私も一緒に踊ってみました。映像を見ながら踊るのですが、流れに付いていくことが出来ません。しかし、子どもたちは、一人一人がノリノリで表現していました。子どもたちは、本当にダンスが上手です。
  

1月31日(月) オンラインでテレビ局見学をしました

5年生の社会科で「情報を伝える人々とわたしたち」の学習として、オンラインによるテレビ局見学を行いました。テレビ東京と5年生教室をオンラインでつなぎ、テレビ局で働かれている方々の様子やテレビ番組が制作されるまでの流れなどについて、大変詳しく教えていただきました。テレビ東京の地下に作られているスタジオや副調整室(サブ)にある機器を紹介された時は、子どもたちから驚きの声が出ていました。また、テレビに出演している人だけでなく、速く、そして正確に情報を伝えるために多くの人たちが努力されていることを学習しました。さらに、メディアの情報をそのまま受け取るのではなく、自分で考え確認する力(メディアリテラシー)が必要であることも、子どもたちに強く伝えられました。5年生の子どもたちも、事前学習で考えた質問を、リアルタイムでテレビ東京の方に尋ね、有意義な時間を過ごしていました。
5年生では、2学期も自動車工場のオンライン見学を行いました。見学を伴う学習を行うことが難しい状況にはありますが、情報通信技術の発達により、これからの学びの可能性が大きく広がってくることを感じた時間でした。本校の子どもたちの学習に対してご協力いただいたテレビ東京の方々に、深く感謝申し上げます。
  

1月24日~1月28日

1月28日(金) トイレがリニューアルしました

本校の児童用トイレは、1階に1カ所、2階に1カ所あります。今回、女子トイレの便座の一つを洋式にしていただきました。(これまで1つが洋式で2つが和式でした)業者の方には、子どもたちの学習の妨げとならないように、曜日や時間に大変気を配って工事していただきました。昨日も、子どもたちが下校した後、遅くまで工事を行ってくださいました。また、子どもたちが使いやすいようにと、これまで内開きだったドアも外開きに変えていただきました。このことで、子どもたちが大変使いやすくなりました。私たちのために考えて工事してくださった方々に感謝し、これから大切に使うよう指導していきたいと思います。

 

1月27日(木) くやしいです!

今週は、保健・給食委員会の計画による「豆つかみ週間」の取組として、昼休みに学年ごとに集まり、30秒で何個の豆を箸で挟んで別のお椀に移せるかの記録に挑戦しています。1年生の子が挑戦していたので、私も一緒にやってみました。教師になった頃、同僚の先生に厳しく指導されたので、箸使いには自信がありました。やってみるとなかなか難しく、思うようにつかむことが出来ません。結果は、8個でした。記録を取ってくれた委員会の子が、「校長先生は8個ですか。○○さんは校長先生より多かったですよ。」と言うではありませんか。子どもたちの記録を見ると、10個以上豆を移動させた子が何人もいました。私の箸の使い方も、まだまだです。そして、悔しさの残る挑戦となりました。
  

1月26日(水) 1年生 国語「どうぶつの赤ちゃん」

2校時に、1年生で国語科の研究授業を行いました。「どうぶつの赤ちゃん」という説明文をつかって、共通や相違、事柄の順序に気付いて、文章を比べて読むことができる児童を目指し、授業が構想されました。1年生にとって、本校の全職員が参観する研究授業は初めてでしたので、授業が始まる前は、少々緊張している様子も見られました。
毎日の授業の様子は見ていますが、日に日に聞く姿勢や書く姿勢に成長が感じられます。「ライオンとしまうまの赤ちゃんでは、どちらがはやく大きくなるのだろう。」という問いに対して、それが分かる文に線を引いたり、シートに書いたりしながら、一人一人が一生懸命学習に取り組んでいました。また、学習の振り返りとして、今日の学習で分かったことや次時に勉強したいことなどを書き込んでいました。これらの学習を生かして、「どうぶつの赤ちゃんくらべる図鑑」を作るそうです。子どもたちが作った図鑑を読ませてもらう日が楽しみです。
  

1月25日(火) 給食記念集会

業間の時間を使い、各教室をリモートでつなぎ、給食記念集会を行いました。田口栄養教諭を本校にお迎えし、子どもたちに好き嫌いなく食べることの大切さと給食の意義についてお話しいただきました。特に、町の小中学校の子どもたちが苦手と感じているアーモンドや海藻等に含まれる栄養と、それらを食べることで私たちの体が得られる効果を、分かりやすく説明していただきました。それぞれの教室を回りながら、子どもたちの表情を見ていたのですが、どの子も真剣に話を聞いていました。お話が終わった後、子どもたちに感想を聞きました。「海藻サラダは好きだけど、アーモンドはちょっと苦手だから、がんばって食べたい。」や「給食には、栄養がバランスよく入っているから、残さず食べていきたい。」といった感想が返ってきました。
私も毎日、給食のありがたさを感じながら、美味しくいただいています。豊かな食生活の裏側にある問題 として、食品ロスに関するニュースをよく見聞きします。今後も子どもたちとともに、食の大切さについ共に考えていきたいと思います。
  

1月24日(月) 感謝の気持ちを言葉に

現在、本校の道徳コーナーには、「あなたの心が感謝を感じるとき」をカードに書き込む取組が行われています。本校の学校教育目標にも「ふるさとに感謝」という言葉を掲げていますし、本年度の児童会のテーマも「感謝」という言葉を選んであり、一斉下校時に企画委員会の呼びかけで「感謝!坂っ子」と声に出して確認してきました。昼休みに子どもたちや本校の職員が掲示された内容を読んだり、カードに書き込みをしたりする様子が見られます。私はカードに、坂瀬川小の子どもたちが「朝から元気に登校している様子を見るときに感謝の気持ちになる」ことと、「一生懸命ボランティア活動をしてくれている姿を見るときに感謝の心でいっぱいになる」ことを書きました。
  

1月17日~1月21日

1月21日(金) 給食の今昔物語

児童集会が行われ、保健・給食委員会からの発表がリモートで行われました。次週からの給食記念週間に向けて、給食が始まった時期や理由、昔の給食と今の給食の違い、給食に込められた思いなどの発表がありました。委員会の子どもたちは、集会の発表に向けて、昼休みなどに集まって練習をしていました。リモートでの発表ということで、各教室で音声が聞き取りにくい部分もありましたが、一生懸命発表してくれました。集会後に、担任の投げかけで意見交換が行われている学級もありました。
1月25日(火)に予定している給食記念集会では、栄養教諭の先生に来ていただき、お話をしていただく予定です。来週は、給食に感謝する1週間にしていきたいと思います。
  

1月19日(水) なつかしい遊び

本日も寒い1日でした。教室での子どもたちの様子を見ていると、休み時間は日の当たるベランダなどで暖まっているようでした。昼休みになると、多くの子どもたちが運動場に飛び出し、色々な遊びを楽しんでいました。そのような中で、6年生が中心となってボールで遊んでいます。その遊びは、私も小学校の時に楽しんでいたものでした。皆さんはご存じでしょうか?運動場に四分割の四角を書き(田のように)、1から4の番号を付けます。ボールをワンバウンドさせながら、他の四角をねらいます。返すことが出来なかったら外に出て、次の人が4番に入ってきます。(言葉で表現するのは難しいのですが・・・・)
「なつかしいなあ。この遊びは、何というのかな?」と6年生に尋ねると、「『だー』です。」と答えてくれました。私の田舎の方では、『どんぶり』と言っていたと思います。ボールに回転をかけて、なかなか取れないように工夫していました。子どもたちが遊んでいる様子を見ながら、小学校時代を思い出していました。
 
1月18日(火) 感謝の気持ちを込めて

毎年1月24日から30日を学校給食週間として定められていますが、苓北町役場のホールに、町内の児童・生徒が作成したポスターや標語、作文、習字などが展示されます。本校の子どもたちが取り組んだ作品も展示されますが、次週の給食金週間を前に、1階廊下に掲示しています。作品の一つ一つに目を通しましたが、毎日給食を食べられる喜びと共に、調理してくださる方々への感謝の気持ちが表れています。
子どもたちの作った作品のいくつかを紹介します。
「ありがとう 命に感しゃ 手を合わせ」
「のこさずに 食べて感謝を 伝えよう」
「給食は 感謝を込めて たべるもの」

1月17日(月) 学校情報化優良校に認定されました!

日本教育工学協会(JAET)から、「情報化の推進体制」を整え、「教科指導におけるICT活用」「情報教育」「校務の情報化」に積極的に取り組んでいる学校として、本校が学校情報化優良校として認定されました。今回の認定に当たっては、学校情報化チェックリストで本校の取組を定期的に自己評価し、学校全体の情報化を進めてきました。まだまだ取組を始めたばかりではありますが、今回の認定を励みにし、さらに学校における情報化を進めていきたいと思います。



1月11日~1月14日

1月14日(金) それぞれが考える朝のボランティア

寒い朝が続いていますが、朝から本校の子どもたちは、ボランティア活動を頑張っています。2学期は、校地の落ち葉集めを頑張ってくれていましたが、3学期は、それぞれの学級で話し合う時間を設け、自分たちで考えた活動に取り組んでいます。1年生は、「1年草ぬきがんばるジャー」と銘打って、運動の上の草取りに取り組んでくれています。その他の学年も、校内のあいさつ運動や中庭の落ち葉はきなど、もっと学校をより良くするために必要な内容を考え、がんばってくれています。
大切なことは、「継続」です。今の一人一人の気持ちを大切にして、これからも続けていってほしいと願っています。
  

1月13日(木) 2年生に読み聞かせをしました

本校では、木曜日の朝の時間を利用して、読み聞かせを行っています。本校職員と併せて、苓北町読書活動推進ボランティア「たんぽぽホール」の方々にもご協力いただき、子供たちの読書に対する関心を高め、読書の幅を広げるために大切にしている取組です。私も読み聞かせを行っているのですが、本日は2年生教室を訪れました。「校長先生だ!」と喜んでくれている様子が見られ、2年生の子どもたちのために頑張ろうという気持ちが高まりました。
本年度、私が読み聞かせで取り扱っているのは、道徳教育用郷土資料「熊本の心」に掲載されているお話です。2年生には、「わんぱく まつじろう」(松崎慊堂)と「朝よみ 夕よみ」(小畑惟清)のお話を選び、紙芝居風に聞いてもらいました。また、読み聞かせの後に、私の失敗談や夢に向かって努力した経験なども話しました。
子どもたちがキラキラした目をして聞いてくれましたので、朝からとても清々しい気持ちになりました。

 

1月12日(水) 新しい掃除道具をいただきました

朝から正門や校舎周辺の落ち葉はきをすることが、私の学校生活の日課となっています。竹ぼうきと愛用のちり取りを持って回りながら、子どもたちがボランティア活動を頑張っている様子を観ることが楽しみの一つです。愛用しているちり取りは、私が赴任する前から本校にあったものですが、一斗缶を斜めに切って取っ手が付けられた手作りのものです。そのちり取りは大変使いやすく、しかもたくさん集められる優れものです。しかし、毎日使っていることで、ずいぶん痛みが出ていました。
町の給食共同調理場から本校に給食を運んでいただいている方から、本日新しいちり取りの寄贈がありました。実は、これまで使っていたちり取りも、その方が以前作ってくださったものだそうです。掃除道具置き場の横にいつも置いていたちり取りが痛んできたのを見て、わざわざ作ってくださったそうです。
明日の朝からの落ち葉はきが、また楽しみになりました。本当にありがとうございました。
 

1月11日(火) 各教室に電子黒板が入りました!

1月5日(水)に、各教室に電子黒板が入りました。これまで設置していた大型テレビと比べ、活用の用途が大きく広がったように感じます。先週の金曜日に、全職員で使い方についての研修を行いましたが、その研修会の前に活用している先生もいました。
本日、各学年の子どもたちの様子を見て回ると、すでに電子黒板の機能を使った授業がいくつも行われていることに驚きました。新たな教育機器にも、意欲的に挑戦しようとする本校の先生方の前向きな姿勢に、脱帽です。子どもたちも、触りながら使い方を覚えてようとしていました。
  

1月7日

1月7日(金) 3学期がスタートしました!

苓北町の小中学校は、本日から3学期を始業しました。年末年始を含む13日間の冬休みでしたが、それぞれに楽しい思い出が出来たようです。「お年玉をたくさんもらった。全部貯金しました。」「このキーホルダーは、神社に行ったときに買ってもらった。」等々、思い出話をたくさんしてくれました。また、冬休みの日記もいくつか見せてもらいましたが、子どもたちの楽しそうな表情が浮かんできそうなものばかりでした。
昨日まで始業式を体育館で行う準備をしていたのですが、新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け、リモートによる始業式に変更しました。私から子どもたちに伝えた内容は、以下の3点です。
 ①夢をもち、その実現に向けて目標を立てて充実した学校生活を送ろう。
 ②「ふるさと『さ・か・せ・が・わ』小学校の姿」に向けて、一人一人が頑張っていこう。
 ③「坂っ子の新しい生活様式」を守り、新型コロナウイルスから自分を守っていこう。
3学期も、この「校長室から」に坂瀬川小の子どもたちの頑張っている姿や学校の様子等をを紹介していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。