校長室から

2020年12月の記事一覧

12月21日~12月25日

12月25日(金) 無事に2学期終業式を迎えました

本日、第2学期の終業式を行いました。一番うれしかったことは、59名の児童が休むことなく全員登校してくれたことです。
終業式で各学年の代表者が2学期に心に残ったことを発表してくれました。「鬼ごっこが楽しかった」「スポーツフェスティバルのダンスを工夫した」「持久走大会を頑張った」「自計学を頑張って、校長先生からほめられた」「ハロウィンで仮装した」「修学旅行で平和の大切さを知った」など、詳しく発表してくれました。
新型コロナウイルス感染の状況が日々変化する中で教育活動を進めてきましたが、子供たちは充実した85日間を過ごせたようです。このように無事に終業式を迎えられたのも、保護者の皆さま、そして地域の方々の協力があったからこそと感謝しています。
集団下校をする際に、子供たちと職員が手を振りながら「よいお年を!」と声を掛け合う姿が微笑ましく、来る令和3年も頑張っていこうという気持ちが湧き上がってきました。

 

12月24日(木) 環境名人

環境委員会が中心となり、各学年で2学期に学校の環境活動を頑張っていた子を「環境名人」として表彰していました。選ばれるポイントは、「主体性」だったようです。自ら考え、進んで落ち葉はきや掃除、花の水やりなどに取り組んでいた姿が素晴らしかったということでしょう。
賞状を受け取る様子を見ていましたが、学級のみんなの前で少し照れた顔も見られましたが、やはりうれしそうでした。美しい学校づくりに協力してくれて、ありがとうございました。
 

 

12月23日(水) 考動力

本校児童に育てたい資質・能力については、これまでも児童の具体的な姿を通して紹介してきました。本日、子供たちの言動を見ながら、「考動力」が高まってきたことを感じるシーンがありました。
朝から職員駐車場の落ち葉を集め、一輪車に入れていました。6年生男子は、中庭などの落ち葉をリアカーに乗せ、私のところにやってきました。「校長先生、一輪車の落ち葉を捨ててきましょうか。」と声をかけてくれました。まだ一輪車に乗せるスペースもありましたし、運動場なども回ろうと考えていたので、「これは校長先生が運ぶから大丈夫だよ。ありがとう。」と返答しました。
すると一人の男の子が、「校長先生の一輪車の葉っぱをリアカーに移せばいいよ。そうすれば、校長先生も助かるんじゃない。」と話し始め、回りの子たちも納得していました。すると他の男の子たちと力を合わせて落ち葉を移し替え、足早に草捨て場へと向かい、さっと後片付けも済ませてしまいました。
「周囲の状況を見て、よりよい方法を検討して選び、課題を解決していく」といった考動力(考えて動く力)が体現されている姿ではないかと感じましたし、本校の子供たちの成長を感じた瞬間でした。

 

12月22日(火) みんなで分け合って

「校長先生、粘土を見てください。」私を見るなり、1年生の子供たちが集まってきました。クリスマスの食べ物などを粘土で作っているようで、どれも本当に良くできていました。ケーキも様々な形があって、子供たちが楽しみにしていることが分かりました。「校長先生、肉です。」と話してくれた子は、大きな粘土の塊に白い棒がさしてあります。担任と「ギャートルズみたいだね。」と笑いながら話しました。(皆さんは、ご存じでしょうか?)
一人の子が、大きなピザを作っていました。きれいに切り分けられていたのですが、担任から「みんなの数に切って、分けて配っていたんですよ。」と聞き、何と優しい行動だろうと感心しました。楽しさをみんなで分け合っているようで、うれしい気持ちになりました。

12月14日~12月18日

12月18日(金) 縦割り班別キックベースボール大会

今週の昼休みは、運動場で子供たちの歓声が響いていました。体育委員会が企画した「縦割り班別キックベースボール大会」が1週間かけて行われ、本日は決勝戦が行われました。1班と5班の勝負となりましたが、1班が優勝しました。
異学年間で交流することで、体力向上と「認め合う力」を伸ばすことを目的に計画されたようです。今週は寒い1週間でしたが、元気に、そして真剣に運動をする子供たちの姿に、心は温かくなりました。

 

12月17日(木) 考える力を伸ばすには

朝から6年生の子供たちと駐車場の落ち葉を集めている時、以前20年近く前に私が教えてもらった「考える力を伸ばす方法」を思い出しました。山鹿市のある小学校で6年生の担任をしていたのですが、その当時の校長先生が、「先生、子供たちの考える力を伸ばすためには、授業で子供たちを鍛えることも大切だけど、こういう朝のボランティア活動の中にこそヒントがあるんだよ。」と言われました。どういうことか詳しく聞いてみると、「上手に葉っぱを集めるためには、いろいろ考えて工夫しなければならないことがたくさんあるんです。全体を見て、どこにどのくらい集めた方が良いか考えること、風向きを考えながら集めること、時間と人数を考えて集めること・・・。その一つ一つを考えながら作業することが、何事も筋道を立てて考える力を伸ばすことになるんですよ。」と教えていただき、大変納得しました。
そのように考えると、子供たちの考える力を伸ばす機会はたくさんあります。これから子供たちにどんな声かけをしていこうかワクワクしてきました。

12月15日(火) 心温まる校内人権集会

2学期の校内人権集会を行いました。今回も、新型コロナウイルス感染症対策としてリモートによる集会を計画しました。各学級で話し合って決めた「なかよし宣言」の取組の様子と3学期の目標を、代表者が発表してくれました。また、異学年による縦割り班で「さいころトーク」を行い、自分の頑張っていることや幸せと感じる時など、紹介し合っていました。今回の人権集会は、本校の学校運営協議委員であり、人権擁護委員でもある田中様をお招きし、人権集会の様子を見ていただくとともに、講評をいただきました。見ていただく中で、本校の子供たちの優しい言動を大変ほめていただきました。
給食の時間に各学級の様子を見て回る中で、2年生の子が私の近くに寄ってきて、「今日の校長先生のお話、とても分かりやすかったです。」と声をかけてくれました。その言葉に、うれしさが込み上げてきました。人からほめられることは、いくつになってもうれしいものです。一人一人の頑張りを認め、ほめ、励まし合える。そんな学校づくりを、今後も学校と家庭、そして地域と連携しながら目指していきたいと思います。
  

 

12月14日(月) 朝からみんなで!

昨晩は、風が強く吹いていました。その影響からか、運動場や校舎周辺に大量のクスノキの葉が落葉していました。また、朝から風が強かったので、落ち葉がどんどん飛ばされています。「落ち葉の片付けが大変だ」と思っていると、高学年の子供たちが中心となり、片付けを始めました。大変寒い朝でしたが、一生懸命頑張ってくれている姿に、心が温かくなりました。ボランティアの心が少しずつ定着してきたようです。

12月7日~12月11日

12月11日(金) クラブ活動

本年度の坂瀬川小には、6つのクラブ活動があります。異学年間で興味のある活動を選び、交流しながら学ぶ大切な場ではありますが、本年度は、年度初めの新型コロナウイルス感染症拡大に伴う臨時休校が続いたため、クラブ活動の回数も限られています。本日は、貴重な2時間続きの活動であり、4年生以上子供たちも大変楽しみに待っていました。
野外活動クラブは釣り、スポーツクラブは野球、家庭科クラブはマスクづくり、図工クラブは連凧づくり、表現クラブはダンスと、様々な活動が行われていました。野外活動クラブの活動には、子供たちが安全に活動できるよう、地域の方々にもご協力いただきました。
  

 

12月8日(火) 本年度もありがとうございました

毎月2回、社会福祉協議会のシルバー人材の方々に、学校職員がなかなか手の届かない樹木の剪定や草刈りなどの環境整備を行っていただいています。熱中症になりそうな夏場、そして今日のような大変寒い日も、校地を美しく保つために活動していただきました。本年度は本日が最終日ということで、6年生が感謝の気持ちを伝えるとともに、記念撮影を行いました。本当にありがとうございました。