校長室から
9月14日~18日(第3週)
9月18日(金) 学校にやってくる珍客?
本校の正門側の斜面には、無数の穴が開いています。校区の方々には珍しくないことだと思いますが、山育ちの私にとっては、大変不思議な穴です。実はガネ(カニ)のすみかです。校舎の周りを通ると「ガサガサ!」と音を立てて移動します。特に、雨上がりはガネの大群に遭遇することもあります。自分の穴の前で一生懸命すみかを守っている姿は、何ともけなげで、また愛らしさもあります。
そのガネたちは、頻繁に本校に上がり込み、自分たちの学校であるかのように廊下を堂々と歩いている?ことがあります。まさに珍客です。坂瀬川小学校は、そんな自然豊かで、心安らぐすてきな学校です。
9月17日(木) 図書室も秋の気配・・・
子供たちがより多く図書室に足を運び、そして本に親しんでくれるようにと、学校司書の宮下先生がいつも季節に応じた図書室の飾りつけをしてくださっています。また、おすすめの本が子供たちからも見えやすくなるようなレイアウトを工夫したり、定期的な図書の入れ替えをしたりと、大変お世話になっています。
本日も図書室に行くと、紙でコスモスの花を作られていました。机上をよく見ると「花子ちゃん」という道具を使われています。「これは何ですか?」と尋ねると、行事等でよく見かける紙花を作る道具だと教えていただきました。こんな道具があったとは、知りませんでした。学級担任をしていた頃は、高学年で作らせることが多く、紙を同じ幅で折らせるのに苦労したものです。上手く折れてないものは、私が折り直しをしたりして、とにかく大変だった思い出しかありません。あの頃にこの道具があったならば・・・と感じた瞬間でした。
9月16日(水) 校長先生、来てください!
「校長先生、ちょっと来てください。」1年生は、よく校長室にやってきては、このように話しかけてきます。昨日は、手を引っ張られて1年生教室まで連れて行かれました。何だろうと思っていると、「校長先生の車の番号をここに書いてください。」とお願いされました。
今日は、「校長先生、お絵描きしたから、一つあげるね。」と紙を渡されました。1年生担任とその絵を見ながら、「これは何だろう?」と、しばらく考え込んでしまいました。英語のようにも見えますし、カタカナのようにも見えますし・・・。一番下の絵はメガネをかけているので、私でしょう。
何はともあれ、1年生との日々の会話は、私のエネルギーになっています。
9月14日(月) 芽が出ています
来年の春に向けて、種から花を育てる活動を行っています。先週、各学年でパンジーやキンギョソウ、ペチュニアなどの花の種を種まき用専用の培養土に蒔きました。職員室前にも培養土を用意して蒔いてありますが、朝から5年生の児童が「先生、芽が出ています。」と教えてくれました。職員は気付いていなかったのですが、よく見ると、確かに一つだけ芽が出ています。
このようにしっかりと身の回りを注意深く観察し、変化に気付き、心が動かされたことを自分の言葉で表現していく。これこそが「豊かな感性」というものではないでしょうか。このような「豊かな感性」に感動した一日でした。
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学校情報化優良校〔 ~2027/03/31〕