ブログ

第3回5・6年生人権集会

2月27日(火)に第3回5・6年生人権集会が行われました。

 

 

5年生は人権学習を通して考えたことを作文にして発表しました。

「見て見ぬふりをしていた自分は、する側と同じ立場だった。同じように傷つけてしまっていた。傷ついてる友達に寄りそい、やめようと声をかけられるようになりたい」

「私は、自分を人より上に立たせ、人を下に見ることが多かった。それによって自分のしたことを素直に認めたり、心から謝ったりすることができなかったことに気付いた」

と伝えました。

 

6年生は、「隣保館」を通して学習したことを発表しました。

「差別している人にダメと言えない自分たちの弱さに気付き、目の前で起こっていたら助けていきたい」

と伝えました。

 

 

また、各学年の発表に対して、多くの児童が自分の経験に重ねてお返ししていました。

 

次に、5・6年生で「線の上おにごっこ」をしました。線の上おにごっことは、おにに捕まったら、自己紹介をして自分がおにになり、次のひとを捕まえていく遊びです。子どもたちは、遊びの中で異学年の人と交流し、仲間の輪を広げていました。

 

 

最後に教頭先生が高学年として、考えてほしいことを2つ話されました。

「人権学習は、自分が自分自身にもっている感情と向き合い、どんな自分になりたいか、どんな仲間に、どんな学校にしていきたいか考えることに意味がある。差別をしないためにどうしたらいいかを学習することも大切だけど、高学年として、自分たちのどんな姿を目指していくかも考えて行動してほしい」

「おかしいなと思うことを続けていくと、下の学年は何が正しいことなのか気付かずに真似をしてしまう。下の学年の子どもたちが真似してもいいことを受け継がせていってほしい」

と話されました。

 

大津南小学校から、いじめや差別を無くし、子どもたち同士が本当のなかまとして繋がるために学習を進めてきました。

人権学習を通して、普段言えなかった本音を伝え合えたり、自分の行動を振り返り、今後の自分の目指す姿を考えたりすることができたと思います。

今後は、考えたことを実践していってほしいと思います。