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第2回 1・2・3年生人権集会

11月30日(木)に、第2回1・2・3年生人権集会が行われました。

 

今回の人権集会は、全校児童が

「いじめや差別をなくすために、自分は何をするのか」

を記入したゼッケンを胸に着用して参加しました。

 

1年生は、「さるとかに」を通して学習したことを発表しました。

「自分勝手なことをして人を傷つけてはいけないこと」

を学び、

「相手が誰であってもだめなことをしていたら、『だめ』と言葉にすることが大切だ」

と訴えました。

 

2年生は「くつかくし」を通して学習したことを発表しました。

「相手が、またいやなことをするかもしれない」

と決めつけたり思い込んだりして、

「だから遊ばない」

と決めつけてしまった自分を振り返り、

「決めつけることも差別である」

ことを伝えました。

さらに、人間関係を断つのではなく、分かり合い、繋がりを深めていくために

「自分がされて嫌だったことを、言葉にして分かってもらうことが大切だ」

と訴えました。

 

3年生は、「お母さんのこと」を通して学習したことを発表しました。

「家族には色々なかたちがある」

こと、

「どんな家族も素敵な家族である」

と伝えました。

 

どの学年も、経験したことをもとに、自分や学級を見つめ、差別や人権のことを考えていました。

また、各学年の発表に対しても、自分の経験に重ね、お返しをすることができました。

 

最後に校長先生から

  

6年生のつぶやき隊が語っていたように、

「いじめは小さな戦争であること」

そして、

「いじめや差別は一瞬だけれど、解決していくためにはとても時間がかかる」

とお話されました。

 

気づかないうちに差別してしまっている自分に気づけるように学び続け、

「自分が変わっていく」

ことが大切です。

南小学校の子どもたちが、本当のなかまとして繋がり、差別をなくす集団となるよう、これからも学習を深めていきたいと思います。