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SCによる心の授業(1年生)(2月21日(金))

先日、

「子どもの自殺者が過去最多527人」

と、新聞等で報道されていました。

子どもが自殺・・・?

都会の子どもたちのお話かな?と感じていましたが、スマホやインターネットの普及とともに、一昔前は想像もつかないような現実が、私たちの身近にも現れてきています。

 

時を同じくして、学校でも、子どもの心と体を守る「SOSの出し方に関する教育」が求められるようになりました。

関係資料等を見ると、

「約9割の子どもは、日常生活を送る中で何かしらの悩みを抱えている」

そうです。

 

本校でも、毎年6年生対象に「心の教育」を実施していましたが、本年度は、1年生~6年生まで拡大して実施してきました。

今日は最終日、

1年生の担任の先生、養護の先生、SCの先生を交え、

「こころのけんこう『ききかためいじん』」の授業を行っていただきました。

 

テーマのカードを引いて、自分の気持ちや考えを伝え、しっかり聴く活動のようです?

詳しくは、子どもたちに聞いてください(各学年によって内容は異なります)。

 

SCの先生からも、

聴くことの大切さや、聴き方についてお話しいただきました。

企画・運営してくださった養護の先生、SCの先生、各担任の先生方、大変お世話になりました。

ありがとうございました。

 

ふと気づくと、私も余裕が無く、我が子の声に耳を傾けていないことがよくあります。

以前、研修会で、我が子を自殺で亡くされた方が、

「我が子の言葉にもっと耳を傾けていれば、こんなことにならなかった・・・」

友だちを自殺で亡くした方も、

「悩みを聴けていたら・・・」

と、語っていらっしゃったのを思い出します。

 

毎日、お子さんのお話に耳を傾けていらっしゃるとは思いますが、子どもが小さいうちに、しっかり話ができる関係を築いていただければと思います。

子どもたちには、教頭先生作成の

を配付しています。

どうしても親や先生にも話せないことがあったら、電話をかけるようにお話をお願いします。