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研究授業6年(算数)

令和6年度初の研究授業が6年教室で行われました。

運動会で学校のリーダーとして引っ張ってくれた6年生による研究授業。

かなり期待しながら参観しました。

 

前時の4人の振り返りをロイロノートで共有、

共通点「固定する」を探し出し、今日の学習のめあて「重なりや落ちがない」ことを全員で確認しました。

本校が目指している

「前時の振り返りから本時のめあてにつなぐ授業」

が何気なく提案されています。

 

来週から始まるソフトバレー大会を題材に問題が提示されました。

予想を立てさせると、

「20試合!」「10試合」

という意見が、子どもたちの多数を占めました。

さらに、

「自分の試合は4試合だから・・・」

「5×4=20で20試合」

という意見も飛び出しました。

 

担任の先生は、

T :「5は?」

S1:「チームの数!」

T :「4は?」

S2:「自分のチームの試合」

T :「20は?」

S3:「だから、5×4=20で20試合!」

数の意味を確認しながら、ていねいに式を説明させられます。

 

「本当に20試合?」

担任の挑戦的な発問で、子どもたちの図を使っての探究が始まりました

 

心地よい子どもたちのつぶやきが聞こえます。

  

違和感なく、友だちに聞いたり説明してもらったりして自分の探究を進めています。

 

この単純な

「分からなかったら人に聞く」

というツールは、学習でも、スポーツでも、社会人になっても、自分を高める強力な道具です。

しかし、

「分からないので教えて!」

と言える人は大人もまれです。

子どもたちには、ぜひ身に付けてほしいツールです。

 

このあと、授業は、

子どもたちのつぶやきで構成され、

確認され、心地よく進んでいきました。

すばらしい授業が展開され、ほとんどの子どもが理解できたのではないかと思います。

放課後、校内研修で検証していきたいと思います。

授業をしてくださった担任の先生、そして学びの様子を見せてくれた6年生の皆さん、ありがとうございました。

 

詳しくは、どんなことを学んだのか、お子さんに聞いてください!