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復興の庭「繋」つなぐ

出張から帰ると、玄関に人集(ひとだか)りができていました。

4年生の子供たちです!

道徳の「感謝」の授業の延長として、「復興の庭『繋』つなぐ」が設置された当時の教頭先生にお話を聞いていました。

震災した南小を勇気づけようと、翔陽高校生が造園してくれた庭です。

この先生のおかげで、この庭の意味が先生方に再確認され、庭が息を吹き返しています。

 

私たち大人は、日々生活することや生きることに精一杯ですが、時には、家庭の、地域の、町を創ってきた先輩として、子供たちに自信を持って、地域の人やもの、文化財の意味を伝えていかなければ、地域の良さや価値は伝わらず、地域に残る子が少なくなってしまうような気がしてなりません。

ちょっとオーバーかもしれませんが、子供たちの頭の中が「YouTube」や「SNS」、「テレビ」「マンガ」「ゲーム」等の情報で一杯になる前に、親や祖父母、地域の人の思いや願いをある程度満たす必要があるのかもしれません。

私も、自分の考えや想いを子供たちに伝えていこうと思います。

 

「感謝」という価値から外れてしまいましたが、一生懸命語られる先生の姿を見て、そんな妄想が頭をよぎりました。