工夫しだいで
昨日、校内研修(大人の学び)がありました。
7月に予定している中研(2年生と4年生)の事前検討会です。
本年度の校内研修の年間計画を全員で確認した後、国語部会と算数部会に分かれて話し合いました。
算数部会(4年生)では、
「図形の構成要素に着目させて、子供たちに図形バトルゲームをつくらせたい」
という4年生担任の思いをベースに、授業の構想を考えました。
この単元は、図形の構成要素である「平行」と「垂直」に着目し、いろいろな図形を定義したりその性質を調べたりして、その図形の特徴を理解させる単元です。
研究主任が、何やらあやしいベン図を書き出しました・・・
4年生担任の点数化というアイディアをさらに授業化していきます。
すると、「垂直」と「直角」の混同や、「長さ」や「角」といった、この単元では着目しない構成要素も見えてきます。
ああだ。こうだ。いやこうだ・・・と小黒板を前に話し合っていると、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。
小黒板には、試行錯誤の跡が見えます。
授業構成としては
・平行 ・・・1組1点、2組2点
・垂直 ・・・1個1点
・長さ、角・・・取り上げるが点数化をしない
・最初に、ホワイトボードの真ん中に描いてある「垂直を含む台形」をみんなで点数化
・その後、ペアなどのグループで、図形の点数を決めるゲームづくりを行う
・各班の点数化の比較で、さらに構成要素である「平行」「垂直」に着目させる
・「ひし形」と「平行四辺形」が同じ点数だった場合の対処方法
・「正方形」と「長方形」が同じ点数だった場合の対処方法
などが上げられました。
4年生担任に、
「授業バッチリできそうですね!」
と問いかけると、
「は~・・・でも、うでが・・・」
と謙遜されていました。
授業が楽しみです。
大人もそうですが、みんなで考え、一緒に創りあげる創造的な活動って楽しいですよね!
研究主任にしてやられました・・・
子供たちの学びには、この創造的な学びと習熟が必要となります。
私たち大人も苦手だった習熟・・・、これを乗り超えないと力はついてきません。
南小のプールは運動場の端にあります。
運動場を通り抜け草原を突き抜けて、やっとプールにたどり着きます・・・
雨が降り、草で滑りやすくなっていたのか、こけてしまった子がいました・・・
今朝、ちょっと余裕があったので草刈りをしてみました。
しばらくは大丈夫かな?と思います。
しかし、
運動場の南側の土手の草が伸び放題です・・・どうにかしてください。
水路にゴミがたまっているようです・・・
というご指摘もいただいています。
どうにかしなければ~
職員室に草刈りからもどっていると、校務員さんが黙々と花だんを開墾されていました。
2年生の野菜畑の裏側です。
ドクダミが生い茂っていたので、耕した後、根っこを丹念に除去されていました。
この一手間が、花だんをきれいに長持ちさせます。
今ではなく、先を見通した働きぶりにいつも感心させられます。
子供たちのために、いつもありがとうございます。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 大野 一郎
運用担当者 情報教育担当