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大津南少年剣道クラブがんばっていました!

昨日(1月22日)の夕方、帰宅しようと校舎を出ると、体育館に灯りがともっていました。

のぞいてみると、

体育館の前にあるはき物がきれいにそろえてあります。

長崎の剣道指導者、馬場武典さんの著書「剣道礼法と作法」には、

「きちんと揃えることは、相手にこころよい感じを与えるということで、礼儀作法の第一歩である」

と記されているそうです。

また、剣道には、

「はきものをそろえる」

 はきものをそろえると心もそろう

 心がそろうと はきものもそろう

 ぬぐときに そろえておくと

 はくときに 心がみだれない

 だれかが みだしておいたら

 だまって そろえておいてあげよう

 そうすればきっと 世界中の人の心も

 そろうでしょう

という道元禅師の教えが、脈々と受けつがれているようです。

素敵だなと思って写真を撮らせていただきました。

 

体育館に入ると、すでに練習が始まっていました。

保育園児から中学生まで、同じ練習を行っています。

しかし、練度が違います。

個々の技術の練度に合わせ、個別に指導をされていました。

 

また、

全員に指導する必要があるときには、全体指導をされています!

さらに、面の打ち方、手首の使い方、足の運び方など、指導者が範を示し指導されます。

子どもたちは、指導者の話を聴き、真似、そして身に付くまで練習を繰り返します。

体育館は気温5℃ですが、打ち込みが終わると、

「はっ!はっ!」

と息が上がり汗ばんでいる様子が伝わってきます。

練習を見ながら、

「寒さを超え、きつさを超え、今の自分を超えることが練習なんだ」

と感じました。

練習に釘付けとなってしまい、しばらく見入ってしまいました。

 

一歩先に帰らせていただきましたが、練習はその後も続いたようです。

がんばっている子どもたち、真摯に指導してくださる指導者の方々、子どもの成長を見守っていらっしゃった保護者の方がお疲れ様です。