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陣内幼稚園の研究授業

3校時、陣内幼稚園の研究授業を参観しました。

たくさんの先生方に囲まれて、なかなか思うように園児の声が出ません・・・

ずいぶん沈黙が続きましたが、幼稚園の先生方は手伝いをされません。

つい言葉をかけたくなりますが、この待つという行為が子どもの解決能力を高めます。

 

し~んと張り詰めた教室が、園児の一言でゆるみました。

不思議なことに、机に座って見ていた園児たちからも次々と言葉が出てきます。

しゃべるという行為は、園児の心でさえ解きほぐしてくれるようです。

先生方の我慢強さに感心してしまいました。

 

今日は、「制作遊び」だそうです。

 

担任の先生の説明のあと、

 

材料を選び、 

子どもたちは思い思いの作品づくりに没頭していきました。

 

鬼をイメージさせる角が見えます。

 

幼稚園の指導案の中のねらいに、

「イメージを膨らませ、自由に作る楽しさを味わう」

となっていました。

子どもたちは、はさみやテープ、段ボールカッター、材料を上手に使いながら自由に作る楽しさを味わっていました。

小学校の図工では、

「イメージを膨らませ」

に力点が置かれるんじゃないかと思います。

どんなものを作りたいのか、言葉や簡単な設計図を作成しながらイメージを膨らませた後、工作を行っています。

 

幼稚園や保育園のていねいな取組が、小学校の学習をスムーズにさせていることをあらためて実感させていただきました。

担任の先生、大変お世話になりました。

また、子どもたちも緊張の中、授業を見せていただきありがとうございました。