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朝もや?行きたくない?

南小に到着すると、

朝もやなのか?黄砂なのか?

大津町も、

南小も、もやに包まれていました。

 

登校してくる子どもたちも、休日開けでちょっぴり元気不足のようです。

南小もご多分に漏れず、1年生を中心に行きたくない病が発生しています・・・

毎年見る光景ですが、今年は若干少ないようです。

 

教育関係の本やネットには、

「子どもへの接し方を学び、声かけを変えたら、登校しぶりはあっという間になくなりました!」

というコメントを目にします。

子どもたちに、一番必要なのは「安心感」んなだそうです。
今まで経験したことのない、小学校という巨大な空間、小学6年生までの自分よりずっと大きな兄ちゃん・お姉ちゃんなど、たくさんの子どもたち、そして男性の先生方、おまけに安心して過ごせた家庭での土日・・・

大人さえ仕事をしたくないことを考えれば、子どもたちが学校に行きたくないのはあたり前のことだと思います。
親が「わかるよ」「そう思うよね」と言葉で受け止めてあげることで、子どもの『安心スイッチ』がじわじわと働きはじめるんだそうです。

具体的には
 子「学校に行きたくない~」
 母「そっか〜。そう思うくらい、ドキドキしてるんだね~。お母さんもそう思うときがあった」

 子「学校なんてなくなればいいのに!」
 母「そんなふうに思う日もあるよね」

 子「先生、ちょっと怖いかも…」
 母「そうなんだ~。初めての先生ってけっこう緊張するんだよね~」

 子「学校行くのいやだ~」
 母「いやなのに、よく頑張っていっているよね~」

「子どもの話を思う存分、聞く・聞く・聞く!」
「そして共感する!」

ことが大事なんだそうです。
脳科学でも「感情のラベリング(名前づけ)」という方法が、不安をやわらげるのにとても効果的だと言われているそうです。

「緊張してるんだね」「こわいんだね」「いやなんだね」と言葉にしてあげるだけで、 子どもの脳は「あ、自分の気持ちをわかってくれる人がいる」と認識し、安心していくんだそうです。

支援員の先生がずっと相手をしていただいたことで、落ち着いて勉強がでるようになった子どもさんがいます。

小さい子どもの内に、思う存分かかわってあげることで、落ち着いた人生を歩むことができるそうです。

もうしばらくの辛抱です!

子どもたちに、思う存分かかわってあげてほしいと思います!