5・6年生持久走大会練習!
4時間目、外が騒がしくなってきました。
5・6年生の持久走大会の練習、地域の道路に出るようです!
5・6年男女混合、みんなでスタートしました。
トップ争いの人もいます。
マイペースな人もいます。
走りが苦手な人もいます!
それぞれのペースで走りきってほしいと思います。
先日、ガブリエラ・アンデルセンがテレビに出ていました。
1984年ロス五輪の女子マラソンで、脱水症状で意識がもうろうする中、よろめき、倒れそうになりながらもトラックを歩き続けたアンデルセン。
係員の手助けを拒み、なんとかゴールテープを切りました。
最後まで諦めなかった彼女の姿に、世界は釘付けとなり、会場からも惜しみない声援と拍手が送られていました。
その放送を見ていた私の目からも、涙がこぼれてしまいました。
1位の走りよりも、37位のアンデルセンの走りが感動を呼んでしまったのです。
大会後、アンデルセンは、
「このオリンピックが私にとって最後のオリンピック。最後まで走りきりたかった」
と語っていました。
このがんばりには、賛否両論があると思いますが、学校で行う持久走大会も、
「自分のペースで、最後まで走りきることが大切だ」
と思います。
日本の学校に通い、持久走を経験した人にとっては、
「走りたくない・・・」
という子どもの気持ちは、とてもよく分かるはずです。
私もそうでした・・・
しかし、走り終えると、走りたくないどんよりとした気持ちが消え、なぜか心が晴れ渡ります。
また、みんなと一緒に走り、同じ苦しみ?を味わうと、一体感というか仲間意識がめばえ、走った人同士がさらに仲良くなったような気がします。
熊本城マラソンをはじめ、各地のマラソン大会に人が集まるのも、同じような理由かもしれません。
「参加することに意義がある」
「最後までやりきることに意義がある」
各ご家庭でも後押しをお願いします!
「がんばれ~」
最後の選手がゴールしたのか、ものすごい声援と拍手が運動場から聞こえてきました。
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