1年生道徳「くりのみ」

 先週1週間が臨時休業、月曜日と火曜日は分散登校でした。9月15日(水)から通常の学校生活になりました。

 学校が再開して、さっそく1年生は、道徳の研究授業がありました。

 「くりのみ」という教材を使いました。自分のことしか考えられなかったきつねが、うさぎの優しさに触れ、心を動かされる姿をとおして、相手に優しい心で接しようとする心情を育てることをねらって行いました。

 最初に、アンケートの結果をもとに、助けてもらったり、優しくしてもらったりしたことはないかを出し合いました。

先生がきつねとうさぎのペープサートを使って、お話をしました。みんなしっかりきいていましたよ。

きつねがたくさんのどんぐりを見つけてかくしたときの気持ちを動作化をして考えました。

「やったあ、あったぞ。」

「あとでゆっくりたべよう。」

うさぎが、二つしか見つけられなかったくりのみを、きつねにあげたときの気持ちを考えました。

あなたがうさぎならどうするかな?

「あげる。きつねあこまっているから。」

「二つともあげようかな。」

うさぎに「やっとひとつみつけたのです。一つあなたにさしあげましょう」と言われ、涙をながしたきつねの気持ちをみんなで考えました。

最後に、うさぎのように誰かにやさしくしたことはないか振り返りをしました。これまでの学校生活の中での様子を写真に撮ってあり、その中の何枚かを見て思い出しました。

優しくしたり優しくしてもらったりがたくさんあった1年生でした。

普段から、お友達を思いやり、励ましたり、助けたりする姿がたくさん見られる1年生です。

これからの成長がますます楽しみです。