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少年たちとの出会い

 朝、学校に来ると、高校生と思われる3人の少年たちが、レーキでグラウンド整備をしてくれていました。何事かと思って聞いてみると、「早朝からサッカーをしてグラウンドを使わせてもらったので、整備をして帰ります。」とのことでした。3人とも本校の卒業生で、地元の高校1年生だということでした。このコロナ騒ぎの中で、大人も大変ですが、子どもたちも様々な面で制限を受けています。ちょっとしたことですが、とても大切なことですし、この子どもたちに今まで関わってこられた先生方や保護者の方々の力添えがあったからこその、ちょっと心が温まるエピソードでした。

    

  

 

 

 

 

じつは、先日グラウンドにスパイクの足跡があり、そのままにされていました。このグラウンドはあるメガネの先生が大切にしていて、定期的に自分の車を使ってていねいにならしてあるきれいなグラウンドなのです。

 この両極端な2つのエピソードひとつとっても、子どもたちに何が大切なことなのかを、じっくりと紐解くよい材料だと思うのです。私たち大人が子どもたちに何ができるのか、本当に考えさせられました。