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掲示物に目を向けると・・・

 なかなか今年は梅雨明けが見通せない、異常な状況となっています。

 校長室の窓からは、朝からほぼ毎日、自衛隊のヘリコプターが飛んでいく姿が見られ、家に帰ってからも夜までヘリコプターの音が聞こえることが多くなってきました。まだまだ九州では各地で豪雨の予報がなされています。被災された方々には、少しでも早く復旧されますことを願っています。

 さて、校長室に掲示している各クラスの学級便りも、クラスの様子がよく見え始め、楽しみに読ませていただいています。学級での子どもたちの頑張りは当然、子どもたちの何気ない会話に耳を澄ませ、先生の想いを伝えていただいています。中には、「シリーズものの物語?」も掲載されたりしていて、ウンウンとうなずきながら読ませてもらっています。

 保護者の方々もご覧になっておられるとは思いますが、ぜひご家庭での食事の際にでも話題のひとつとして取り上げていただくとうれしいですね。

校舎の階段には、各学年毎に掲示するコーナーが設けられています。上級生から他学年に「先輩として」伝えるポスターが貼られていました。さまざまな内容でつくられており、スマホ・ケータイの正しい使い方を呼びかけるものもあり、とても良く伝わるように工夫されているものがたくさん見られました。

ふと、保護者向けの講演会等で子どもたちに直接プレゼンさせてみても面白いのかな?とか、階段の踊り場でひとりでニヤニヤと考えている私でした。

昇降口前のスペースには、「心のきずなを深める月間」の取組のひとつとして、「あじさいづくり」が掲示してあります。友達の良いところをあじさいの花びらに書いて、最終的にはひとつの「ありがとうのあじさいの花」が完成するようになっています。「いっしょに歩いてくれてありがとう。」とか、「いつもお勉強を教えてくれてありがとう。」などとあります。中には、「・・・してくれて、いつも学校が楽しいよ。」という声もありました。

 このように、無機質な「建物」が、いつの間にかあったかい「学び舎」と変わっていきます。

まだ、授業参観や懇談会などが企画できる状況ではありませんが、一度保護者の方々にも見ていただきたいと思います。

 週末も豪雨との予報が出ています。くれぐれも最大限の警戒を怠らず、来週も元気な子どもたちと合えることを願っています。