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「がん教育」を実施しました。

 九州でもここ数日、ずいぶんと感染者数が激減していますが、世界中では感染者が1000万人を超え、死者数も200万人を突破、日本でも8000人に迫る勢いになっています。しかし、この日本で年間に約37万人の人が亡くなっている病気があります。それは「がん」(悪性新生物)です。ここ数年ずっと、日本の死亡原因の第1位となっています。

 本日は国立熊本南病院の名誉院長であられる金光敬一郎様(写真左)と事務局の紫垣雅英様をお迎えして、6年生に「がん教育」の授業をしていただきました。

 金光様からは、「がんは検診等で早期に治療すると約95%の人が治る」と言うことや、「生活習慣を整えることでがんのリスクを減らすことが出来る」などの話をしていただきました。また、「宇城市のがん検診率は約25%程度と相変わらず低い」との説明もありました。

子どもたちからは、「がんに効果的なワクチン等はありますか?」とか「家族ががんになったら、まわりの人はどうすれば良いですか?」などの質問がたくさんありました。

最後にみんなを代表して橋野祐奈さんから、「お家に帰って大切な人に検診を勧めたい」とのことばを添えてお礼のことばが贈られました。

ぜひ、ご家庭でも今日の学習をもとに、検診を検討されてみてはいかがでしょうか?

お忙しい中、金光先生、志垣様、お世話になりました。

本日の給食です。おいしい給食、ありがとうございます。