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校長ブログ「未来は今」
2学期終了しました。よいお年を!
本日、岡原小学校の2学期が終了しました。8月の下旬に二学期がスタートして、今日まであっという間だったような気がします。この二学期、子供たちは本当によくかんばりました。日々の勉強もそうですが、運動会、犬童球渓音楽祭、持久走大会、特別支援学級交流会等、イベントもたくさんありました。その中で、自分の目標、役割を考えながら取り組んでいる子供たちの姿をたくさん見ることができました。
今日の終業式では、特にあいさつをがんばった子供たちということで、いくつかの登校班を褒めました。二学期の始めと比べると、元気な声、自分から進んでとういう2点で、格段に良くなり、そうした日々のあいさつからも、子供たちのがんばりと成長を感じることができました。
保護者の皆様、地域の皆様には、この二学期も、朝夕の登校の見守り活動、朝の採点ボランティア、読み聞かせ活動をはじめ、様々な場面で、学校へのご協力をいただき、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いします。
終業式での2学期がんばったことと、3学期がんばりたいことの発表
3人とも長い文章を自分で考え、しっかり覚えて、堂々と発表できました。
こういう場での表現が、経験と自信になることでしょう。とても立派でした。
犬童球渓氏作詞・作曲の「高橋政重」という曲を練習してます
いよいよ明日が終業式です。今週は、お楽しみ会の準備や本番で、ちょっとフワフワしている岡原小学校ですが、4年生は、今日もがんばっていました。4年生は、総合的な学習の時間で、幸野溝開削当時の人々の苦労、願い、思いを劇「幸野溝物語」として表現しようと取り組んでいます。
その取組の中で、犬童球渓氏作詞・作曲の「高橋政重」という幻の曲が見つかり、それを劇の中で使用すべく、今日は、犬童球渓音楽祭の時もお世話になった岡原在住の地域おこし協力隊の宮原氏を再び招聘し、歌の練習に励んでいました。明日のハッピーホリディーを前に、「高橋政重」というシブい歌を一生懸命練習する子供たち、それを指導していただく宮原氏、さすがです!劇の完成は2月です。こうご期待を!
あさぎり町特別支援学級の交流会
今日は午前中、あさぎり町特別支援学級の交流会があり、町内全ての学校の特別支援学級の児童生徒が生涯学習センターの体育館に一堂に会し、レクレーションを行いました。
すごく寒い朝で、私なんかはコートを着てマフラーして、毛糸の帽子までかぶって、「ミステリという勿れ」の菅田将暉みたいなカッコで震えていたのですが、子供たちは元気で、それぞれに照れたり、緊張したりしながらも、元気に楽しむ姿が見られました。途中、隣にいた半袖半ズボンの子に、「寒くないの?」と声をかけると、「全然!」という返事でした。さすがです。
この交流会、今年初めての取組ということでしたが、とてもいい学びの場だと思いました。特別支援学級に在籍する子供たちにとって、こうしたコミュニケーションの機会はとても大切ですし、こうした経験の積み重ねというものが大きな自信につながると思います。とてもいい取組ですので、来年もぜひ継続して、ただ、会場は暖房のあるあさぎり中学校体育館がいいと思います!
「~月生まれのともだち~」というダンス、私も8月生まれの部で参加しました!
「あさぎりクエストクラブ」のことが人吉新聞に掲載されました!
昨日の人吉新聞に、岡原小学校のクラブ活動の一つ、「あさぎりクエストクラブ」の記事を掲載していただきました。こんな小さな学校の取組を取材していただき、本当にありがたいことです。記事にもあったように、本校にとっては、ゲームを通して故郷ことを学ぶことができ、あさぎり町商工企画課にとっては関係人口の拡大につながるコラボです。つまり、WinWinです。学校も保護者や地域にしてもらうばかりでなく、お互いにWinになるものを探して、持続可能な関係を創らなければと考えております。岡原小学校の「あさぎりクエストクラブ」の今後も目標は、プログラミングによる「おかはるクエスト」(仮称)のゲーム作成です。どなたかコラボしていただけませんでしょうか?WinWinで!
昨日(12/18)の人吉新聞の掲載記事
あさぎりクエストのチラシ
岡原小の朝は、ブルーハーツの「人にやさしく」!
これまであまり表立って言ってはないのですが、実は、岡原小学校では朝の放送の際、ブルーハーツの「人にやさしく」を流しています。これは、若い頃からの「いつか、校長になったらやりたいことリスト」の上位に入る私の夢でした。4月の職員会議の際に、「”人にやさしく””なんて聞いたことないっす」、「ブルーハーツとか知らないっす」という若い教員たちに、この「人にやさしく」を毎日朝の放送で流すということは、グランドデザインに掲げている「共感力」の育成に繋がるものだと力説し、流し始めてはや10か月です。
時折、口ずさんでいる子供の声を聴くこともあるものの、多分、それは私への同情であり、本当に今の子供たちにこの思いは届いているんだろうかと不安になりながらも、怖くてなかなか子供に聞くこともできず、悶々としている今日この頃です・・・。
【参考】https://www.youtube.com/watch?v=hhB6w_UUp0c
この「人にやさしく」も良いです!
子供たちのがんばりを表彰!
今日の全校集会は、表彰デーでした。ヘアドネーションを行った姉妹に対して、免田ライオンズクラブからも表彰に来ていただきましたし、先日の球磨拳世界大会の表彰、持久走大会の表彰、下水道コンクールの表彰、1年生キッズサッカー大会優勝の表彰、みどりの絵コンクールの表彰と多くの子供たちを表彰することができました。校長として、壇上から子供たちに賞状を渡しましたが、どの子供も、うれしいような、恥ずかしいような、それでいて誇らしいような、そんな素敵な表情を見せてくれました。子供の成長には、熊本県教育委員会が昔から掲げている「認め、褒め、励まし 伸ばす」がやっぱり大切だと思います。岡原小学校では、子供たちのがんばりをどんどん表彰していきます。もし、学校外で、我々が気付かないような子供たちの活躍をご存じでしたら、ぜひお知らせください。お願いします!
免田ライオンスクラブからの表彰の様子
地域の方との花植えから見えた未来
昨日(12/15)に校区の別府地区の老人会の方々と、学校の隣にある村t田産業さんと、本校の6年生が、学校近くの別府地区の老人会が管理されている花壇の花植えを一緒に行いました。村t田産業さんからは、従業員であるベトナム人の若い女性の方々がたくさん参加されました。あさぎり町の社会福祉協議会がお世話役をしていただいたのですが、一つの花壇を前に、それぞれが笑顔で一緒に花を植えている光景は、世代間交流、国際交流、いろいろ言葉はあるでしょうが、とてもいいものでした。今、日本はその社会構造が大きく変わろうとしています。そういう時に、この日本の原風景をもつ岡原では、こうした形で、それぞれの立場の方々が一緒に花植えという協同作業をごく自然にしている。これこそがこれからの日本のあるべき姿かなと思いました。さすがです、岡原!
月足さおりさんのコンサートから
先週の金曜日、あさぎり町在住のピアニスト、月足さおりさんに来ていただき、コンサートを行いました。ご存じの方も多いかと思いますが、月足さんは、先天的な病気で数年前に右半身が麻痺し、左手のみで演奏される、世界的にも有名な左手のピアニストです。ただ、徐々に病気は進行し、現在は左手の人差し指がなんとか動く状態だそうです。左手の指一本ですが、演奏されるピアノの音色はとても美しいものでした。演奏の合間には、病気に対する向き合い方、ピアノ演奏への強い思いを子供たちに話していただきました。実は、このコンサート、人権集会としての実施でした。月足さんの思いや願いを、どう人権と結びつけ、子供たちの心に届けるかは、教師の仕事です。コンサートの後、改めて本校職員には話をしました。
くまもとGIGAスクールプロジェクト公開授業
本校は、熊本県教育委員会の「くまもとGIGAスクールプロジェクト」の指定校を今年度から受け、特に複線型による授業改善を目指しています。今の本校には、この方法しかないという思いで、この半年取り組んでまいりました。そこで、現時点での集大成として、昨日、5年生の国語科での授業を公開したのですが、管内から多くの方々に参加いただき、多くのご意見、ご感想をいただくことができました。課題もまだまだ多くありますが、子供たちも、担任の西嶋もがんばりました。岡原小として確実な一歩が踏み出せました。校長としては、月面着陸の際のアームストロング宇宙飛行士の言葉が胸に去来しました!
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」
アポロ11号 宇宙飛行士 ニール・アームストロング
「大造じいさんとガン」での複線型授業 チャレンジです!
授業研究会 子供の学びと教員の学びは相似形ということで他者参照の様子
児童集会
昨日の児童集会で思ったことがあります。集会での児童の並び方です。なんとなく並んではいるのですが、おしいです。軍隊のような行動を求めているのではまったくありません。そういう行動を自然にとれるということが、将来、子供たちの暮らしの中で生きてくると思うからです。それは、グランドデザインにも掲げている「共感力」につながるものです。他者の存在を意識し、思いやり、行動するということです。「小学校~それは小さな社会~」という映画をご存じでしょうか。あの映画でもあるように、子供たちにとって、小学校は、未来を生きるために必要な力の基礎を学ぶ場です。集会での児童の並び方は子供に問題があるということではありません。教師がどう指導するかという問題です。主体的な学び、多様な考え、他者との協働等、我々はいろいろ言葉を使いますが、児童集会のような場で、子供がどんな行動をとるのか、そういうところに、その学校の教育力が見えてくると思います。そういうことを直接職員に伝える場が、本校には週1回しかありませんので、昨日職員にはTeamsで伝えましたが、Teamsで伝えるだけでいいのか、なんか間違っているような気がしてならない翌日の朝です。
※下の写真は、「小学校~それは小さな社会~」のチラシです。
あさぎり町立岡原小学校
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熊本県球磨郡あさぎり町岡原北1313番地
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