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校長ブログ「未来は今」
球磨拳世界大会出場を目指して
皆様は球磨拳をご存じでしょうか?球磨拳はこの地方に伝わる、いわゆるジャンケン遊びで、私はウンスンカルタと並ぶ人吉球磨の伝統文化の一つだと思います。しかし、今この球磨拳の使い手が地元でもかなり少なくなっています。そこで、球磨拳ができる岡原地区の老人会のメンバーの方にお願いし、指導者として学校に来ていただき、今年からクラブ活動の時間「球磨拳」を始めました。
私もこれまで何度も習いはしたのですが、すぐ忘れてしまい、今も満足にできませんが、子供たちはすごいです。ちょっと説明を受けて、練習をしたらさっそくできるようになりました。
子供たちには、こうした機会に地域の伝統文化を学ぶとともに、地域のじいちゃん、ばあちゃんとたくさん接してほしいと思います。そういう経験が、子供たちにとって、将来的に、たとえこの地を離れても、ああ、小学生の頃、球磨拳ってしたよね、おもしろかったなぁという思いが、故郷への愛着になり、アイデンティティーの一つになるのではないかと思います。
教室で、じいちゃんとひ孫世代に当たるような子供たちが一緒に球磨拳をする光景は、とてもいいものでした。学校としてそういう場を、たくさん作っていきたいと思います。
あと、3回練習を重ねて、12月に多良木町で行われる「球磨拳世界大会」への出場を目指します。応援どうぞよろしくお願いします!
JAXA宇宙授業!
今日は須恵の文化ホールで、あさぎり町小学校の全6年生が集まってのJAXA宇宙授業がありました。講師は、JAXAで火星探査機「あかつき」プロジェクトの佐藤教授です。佐藤教授による月の満ち欠けの授業の後、火星探査機「あかつき」についての講演がありました。佐藤教授のインテリジェンスな語り口、思わず引き込まれます。この子供たちが大人になった時の宇宙事業はどんなふうになっているのでしょう。チャンスがあったら、私も「宇宙兄弟」のことを質問したいと準備していましたが、子供たちが佐藤教授を質問攻めにしたので、大人には質問の機会は回ってきませんでした。残念。
5年生が稲刈りをしました
5年生が総合的な学習の時間に、岡原の青壮年部の皆様のバックアップを受け取り組んできた米作りですが、今日、素晴らしい秋空のもと、稲刈りを行いました。稲刈り鎌で手狩りをし、その後、さおがけと昔ながらの稲刈りを子供たちは体験しました。こちらでは、総合的な学習の時間に米作りというのは珍しくはありませんが、都市部の学校では米作りはまず取り組めません。そんな都市部に向けに、一時期バケツ稲作りというのも流行りました。そういう意味では、この米作り、岡原の自然環境を生かした豊かな体験活動です。岡原の青壮年部の皆様には本当に感謝です。ありがとうございます。
さあ、これから5年生が収穫した米をどう使うのか、私も楽しみです!
犬童球渓音楽祭に向けて練習中!
11月13日(木)に人吉市のカルチャーパレス大ホールで開催される「犬童球渓音楽祭」に本校4・5・6年生60名が合唱で参加します。今、練習真っ最中です。本校の強みは、外部指導者です。あさぎり町の地域おこし協力隊の宮原さん(岡原在住)です。音大卒の専門家です。さすが岡原です。その方が何回も指導のために来校いただいております。昨日は、体育館での練習でしたが、何もわからない私が見ても、やっぱちがうなぁと思いました。のだめカンタービレで言えば、千秋真一です。たぶん、11月13日は岡原小が優勝です。保護者の皆様もお時間の都合がよろしければ、ぜひ応援お願いします。
大研授業をしました
今日は5時間目に4年生教室で算数の大研授業がありました。学校では、教員の授業力向上を目的に、互いに教員同士が見合う研究授業をします。大研と言うのは全教員が参観する授業のことで、授業をする教員は結構なプレッシャーです。ちなみに、例えば、高学年ごと、中学年ごとに行うのを中研と言い、同じ学年だけ行うのを小研と呼んでいます。
今日は、その大研で、授業者は半田先生でした。
今、岡原小の最大の課題は児童の学力をいかに向上させるかということで、現状、かなり厳しいです。
そこで、今、岡原小では研究授業の度に、球磨教育事務所の指導主事に来ていただき、授業についての指導を受け、授業力向上を図っています。これだけ、球磨教育事務所の指導主事の指導を受けている学校はないと自負しています。先生たちのやる気の現れです。研究授業の後は、授業研究会として、その授業の良かったところ、悪かったところを話し合い、指導主事からの指導を受け、自分の授業改善を図っています。
全教員が一つの授業を参観します
指導主事から授業について指導を受けているところ
白神神社奉納少年剣道大会
文化の日だった昨日は、上地区の白髪神社で奉納剣道大会がありました。
少しひんやりする11月の朝、白髪神社の境内の会場では、少年少女剣士がこれまで練習の成果を
精いっぱい発揮し、がんばっていました。
真剣に取り組む子供たちを見ていたら、独身の頃、結婚したら子供に剣道か空手を習わせたいなぁと思っていましたことを思い出しました。(結婚したら、ピアノを習わせることになり叶いませんでしたが)
剣道や空手はやはり日本の誇る文化であり、国際化が進む未来において、日本の文化を体現できるということは、それだけで素晴らしいアイデンティティーになると思います。
そうした意味も、子供たちには、日本の歴史、文化をしっかり学んでほしいと思いますし、自分たちの生まれ育つ故郷のことをしっかり知ってほしいと思います。
岡原小からの出場の選手もがんばっていました。一人は学年別個人戦優勝でした。おめでとう!
今日はハロウィーンです
いよいよ今日で10月も終わりです。夏から一気に冬になったような気がします。
今朝、職員室に入ると、ALTのレイチェル先生の頭に、キラキラした猫みたいな耳がついていました。
「どうしたの?」と尋ねると、
今日はハロウィーンだから、これで授業する!とのことでした。
さすがです!
私も3年生の授業を参観したのですが、まるでライブ会場みたいな盛り上がりでした!
岡原霧島神社秋のお祭り
今日は、岡原の霧島神社の例大祭の日です。
学校も3時間授業で下校、みんなで霧島神社に集合です。
我々岡原小職員もみんなで参加しました。
祭りでは低学年が自分たちで作った神輿で境内を練り歩いました。子供相撲もありました。
岡原小の子供たちは、かき氷やフライドポテトを食べながら、「おっ、校長先生!」と声をかけてくれました。
地域の方々は社務所で、こちらで言う「なおらい」ですでにいい感じで、
さわやかな秋の午後、村の鎮守の森での祭り、日本の正しい秋の原風景がまだ岡原にはあることを
子供たちも誇りに思ってほしいと思いましたし、こういう歴史文化を守り続けている岡原の方々に改めて敬意を感じた幸福な一日でした。
幸野溝をゴムボートで下りました!
昨日の日曜日は、いつもお世話になっている水土里ネットさん主催のイベントで幸野溝下りに、4年生学年行事として参加しました。人吉球磨では有名な幸野溝ですが、私も下ったことはなく、初めての体験でしたが、300年も前の先人たちがこの溝を手彫りで掘ったのかと思うと、そのすごさを改めて痛感しました。
秋のさわやかな日差しの中、水面から眺める故郷の風景はとても良いものでした。子供たちには、小学校時代にこうした故郷の自然、歴史、文化に触れる体験を多く積んでほしいと思います。将来的に、子供たちが故郷に残ることは難しいのが現状ですが、例えそうであっても、自分の生まれ育った故郷には、こんな素晴らしいところなんだと思って生活することができれば、それはきっと生きる力になると思います。
先日、スペインのバルセロナ、サグラダファミリアの主任彫刻師の外尾悦郎さんの講演を聞く機会がありましたが、その中で、外尾さんがおっしゃった「故郷を心に強くもつ者は、どこまでも遠く行ける」という言葉を思い出しました。
それに、途中の隧道には、何百匹のコウモリが飛び回っており、天井にはゲジゲジもわんさかいて、ディズニーやUSJのアトラクションよりスリリングでした!
就学時健康診断が行われました
今日、午後から町教育委員会のある生涯学習センターの体育館で、あさぎり町の5つの小学校合同の就学時健康診断が行われました。町内の全小学校が合同で就学時健康診断を行うのは今回が初めてです。来年度、町内での新1年生は91人ということです。来年度の岡原小の新1年生は17人の予定です。
なお、写真は、保護者会の際に、特別支援教育について説明している、本校の特別支援教育コーディネーターの倉田教諭です。倉田教諭を中心に、本校の特別支援教育は大変充実していると自負していますので、来年度入学生の保護者の方で、お尋ね等ございましたら、いつでもご連絡ください!
あさぎり町立岡原小学校
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