セイナンパワー

無言掃除 「極」~きわみ~ その1

 無言掃除への飽くなき挑戦を続けています。

 掃除の始まりに放送等で呼びかけて、見回りますが一進一退を繰り返しています。気持ち一発すぐできそうな気がしますが、なかなか約900人が気持ち一つにはなりません。私の顔を見ると静まりますが、そこから移動するとまた話声が聞こえたりする掃除場所もあります。話すことに悪気はないでしょうが、話し声が聞こえたり、一進一退の状況はストレスです。

 そんな中、音楽室の掃除がものすごい無言掃除をしているとの情報がありました。早速見に行ったら、すごかったです。無言はあたりまえで、とにかくずっとそれぞれが清掃活動をしています。「今のお気持ちは?」と問われれば、

「チョー気持ちいい」(某水泳金メダリストのコメント)

と答えるでしょう。

 その場を美しくすること、作業内容、作業順序が一人一人の中で明確です。5人の細かい役割はありません。それぞれが自分以外の4人を見て、何をどうすべきか判断をしています。彼らにとってのこの15分間の掃除体験は、将来きっと大きく役立つはずです。

 タイトルの最後に「その1」としたのは、他の場所の無言掃除を見たいからです。我こそはと思う学級、掃除場所の人は、ぜひ知らせてください。