2018年7月の記事一覧
the last(最後)
主人公の名前はスイミー。
暗い海の底で、きょうだいが食べられる場面2と、クラゲやいせえびたちが見えた場面3で、スイミーの気持ちがどんなふうに変わったのかを調べる研究授業でした。
気持ちの変化を探す『手がかり』が先生の発問・指示・説明(指導言)に。
今年の研究はこれを工夫すること。
変化の『証拠』を自分で、またペアやグループで少しずつ見つけ、気持ちカード(前時は真っ青だった)が、少しピンクに、そのピンクはどのくらい?どんな様子?を、日々の日記や、新しいことばに出会ったら書き込むノート、きよらっこノートなどなどの積み重ねをいかしながら文字にしました。
単式2年のクラスですが、その日の学習リーダーが、本を読むことやノートに写すことをリードします。
先を見通して、複式で間接指導時の学びを身に着けておくためです。
もしかしかたら使うかもしれないから・・・と(常にそうですけど)引き出しにはたくさんの拡大した資料やカードを準備していました。
「子どもたちが落ち着いていますね。」
参観の先生たちは、みんな職員室の2年担任を見てきています。
こつこつ、(ブツブツ何か言ったりもしながら)楽しみながら、いつもあれこれ授業準備されている先生。
ここは絶対!と許せないところをもって、愛情深く子どもたちに向かう先生。
授業を終えた先生は放課後「研究授業が終わった。」と、言いながらいつもと変わらず手書きのお便りを書いていました。