学校生活

2017年10月の記事一覧

いい声ね!

  朝から5.6年生に、合奏の楽器準備をしてもらい、体育館で全校音楽をしました。
合唱の専門的なご指導をしてくださったのは、りんどうヶ丘小の校歌なども作られた、阿蘇市教育委員会の先生でした。



 体育館に入ってきた声の大きな三年生の女の子が「先生、こんにちは。あ、おはようございます。」
と言うと、
先生は「あら、あなた、いい声ね!」と。

 まずは、姿勢。
そして、口の開け方。
指三本を口にあてて、大きく開けます。
耳の付け根の骨の動きを、指で触ってたしかめます。
前歯に手を当て、にこにこの顔になります。

「うわぁ、いい顔になったわね。」
「伴奏むずかしいのに、とっても上手ね。」
先生から、次々ほめられながら。
聴いている人に、この歌に込められた歌詞への思いを伝える技(発音やアクセントなどをこまかく)教えていただきながら・・・
 そうすると、歌声がどんどん変わってきました。


 
 10月24日の中北部音楽会に向けて、さらに練習していきます。

阿蘇郡市陸上記録会

9月30日(土)
 阿蘇谷の広~い空の下、一の宮中学校グランドで行われた阿蘇郡市陸上記録会に参加して、男女混合リレーで、優勝することができました。
 個人も5年男子2名が、200Mで入賞しました。
 部活動で陸上がたっぷりできた日は、そう何回もはありませんでした。
 毎日の登下校での歩き、みんなで朝ラン、休み時間の遊び、体育の授業、長期休みのかけっこ教室、日常から人のお話をしっかり聞くなどなど・・・いろんなことが集まってのこの結果だと思います。
 大会関係の先生方、送迎や応援の保護者の皆様、どうもありがとうございました。

         
 子どもはもともとスポーツが好きですね。
体を動かすという、人間がもっている欲求をみたしているので気持ちがよく、また「やった!」という気持ちや「いっしょに頑張ったね」の満足が、こころをつなげ豊かになります。
それに、自然に体力のアップやストレスの発散にもなっているのです。
 スポーツは、ココロとカラダの両面にわたる健康の保持増進に、大きな効果を与えているのです。

 健康でいるために・・・・。

 世界にはそれが、あたりまえでない国や地域もあります。
中原地域の皆様が、少しずつ届けてくださるペットボトルキャップの袋がいっぱいになったので、リサイクルのお店にお届けしました。

今回の重量は8.7㎏です。
ポリオワクチン2.18分になりました。
 ご協力ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

鳥の目 虫の目

9月29日(金)朝ボラタイム。
これまではグランドの草取りでしたが、今日はほうきをもって、落ち葉を集めました。

5年生が育ててきたバケツ稲、今日は稲刈りをしました。



鳥の目 虫の目 その①
 熊本盲学校と眼科の先生が、健康相談に来てくださいました。
細かい字や作業が増える中高学年の授業で、子どもが持っている目の能力と、がんばろうとするまじめな力をのばすのに、教師の指示の出し方が大事だとアドバイスいただきました。

 例えば小さな文字がたくさんの地図帳で、九州のページから南小国町を探そうとするとき。
 ルーペを上手に使えるようになるためには、ただがむしゃらに探すのではなく、まず鳥の目で、おおまかなかたちをイメージできるようになること。
 ページのはしの記号や数字に目を向けさせて、全体の中の、どのあたりか口頭で伝えでます。

 近づいたら、北東(方位)とか3時の方向(クロックポジション)とかを口頭で伝え、
ルーペをあてて虫の目で探します。
 時間は短縮され、目の疲れもなく、効率がアップしました。
先生方、遠路、どうもありがとうございました。

鳥の目 虫の目 その②

 国語の研究授業
3年「すがたをかえる大豆」4年「アップとルーズで伝える」

 複式の授業です。
学習リーダーさんの机にはタイマーがあり、ノートの指示書を見ながら。
自分たちで学びを進めていけるようになることを目指しています。
 どちらの学年も、「説明文の技」について考えました。
 研究授業では3名のお客様に緊張したのか、いつものように意見が出ず、また指示書の時間通り進まず、リーダーさんは困り顔の時もありました。
いい勉強です。

 授業者がたくさんおしゃべりをして、子どもの頭の中に知識をため込む授業は、子どもがなりゆきまかせに育ってしまいます。
 「主体的な学びあい」は、教師がずっとついておしゃべりできない「複式」の授業の中で学べることです。
  だから複式の授業は教師が「考えさせる準備」をしておくことがとても大事です。

 授業研究会では、教師のその「仕込み」について、詳しく阿蘇教育事務所の先生からハスキーボイスでご指導いただきました。

 勢いよく教室前後の黒板(先生と子どもの作業板)を指しながら「すがたをかえる。大豆がですよ!この人間の知恵は、将来的に生きて働いていくのに、どれだけの力になるかって思いますよね。
アップとルーズも、鳥の目と虫の目を学んで、自分の考え方にいかすことができていけたら!」
 指導主事の先生ご自身が、この教材から学ぶことにワクワクがあることを、ひと言目から感じました。
 授業で学んだことを、実生活でいかすような、そんな授業になる「技」を、たくさんの資料とプレゼン授業で教えてくださいました。
 ありがとうございました。

9月28日(木)

「いい湯だな」
地域のことを調べている3.4年生。

元気プラザに続いて、9月28日(木)は湯田温泉に見学に行きました。
少しの時間でしたが、実際に温泉にも入らせてもらいました。

 中原にあるけど、入ったことのない子もいて、帰ってきてから他の学年から「いいなぁー!」とうらやましがられていました。

「お洗濯」
 あらまぁ!

持ち帰った服を見て、とおうちの方が思われているかも・・・。

これです!この様子を見て、許して下さい。


「しあわせでした。」

 給食に手作りグラタンがでました。
給食センターの栄養教諭からのコメントには
「手作りソースの水分が多くて、ごめんなさい。チーズの焦げ目も時間不足でつかなかったから、今度はがんばります!」
とありました。
でも、そんなことはなくて

(食べながら)
子 「夕ごはんもグラタンがいいです。」
先生「おうちにテレパシーを送っておきなさい!」

(放送で、チーズの焦げ目がつかなくて・・・と聞こえたとき)
子「焦げ目とか関係ないです。めっちゃおいしいです。」

(給食当番さんが食器を返しながら)
「しあわせでした。」
ごちそうさまでしたではなく・・・でした。
 ちょうど虫さんにさよならをしているときに、給食配送の方がおいでたので、いつものお礼を言いました。