研究ブログ

ともに「自ら」学びに向かう児童の育成

中研(国語科)を行いました

今回は中研(国語科)の校内研通信をお届けします。


まず、第2学年岡本教諭による「名前を見てちょうだい」の授業について。

つづいて、第6学年右田教諭による「海のいのち」の授業について紹介されています。

校内研通信06.pdf

授業の様子は以下のとおりでした。

岡本教諭、めあての提示と場の工夫に注目です。

「名前を見てちょうだい」本時指導案.pdf










右田教諭の授業、板書の構造化にご注目。

海のいのち 指導案.pdf











次回は算数科の授業について公開します。


 

 

 

德渕教諭の県算研授業と指導案

10月25日(水)、德渕教諭が熊本県算数教育研究大会にて「概数とその計算」の公開授業を行いました。

当日は出水南小学校での飛び込み授業でしたが、子どもたちのつぶやきから次の展開を構成する授業を行いました。

以下、簡単ながら授業の振り返りと、指導案、板書を提示します。

 

(授業の評価点と課題点)

・ 新しい問題場面の設定だったが,目的や根拠をもって概数を扱う点については,評価された。

 

 

・ どの数を概数として扱うのかを明確にさせつつ,なぜ切り上げたのか(または,四捨五入したのか 等)をはっきり述べさせることが必要だった。

・ 問題場面において,どこまでリアリティを追究するかが課題。今回はとびこみでの授業となったが,児童の実態等を踏まえて設定する。児童の問いや迷いに対応する形で情報を追加していくなどすることで,よりよい問題となっていく可能性がある。


公開授業指導案.pdf

米多教諭の公開授業

米多教諭が1月19日(金)に県国研の授業者として、話す・聞くの公開授業を託麻西小で行います。

参加の先生方、忌憚のないご意見をお願いいたします。

德渕教諭の公開授業

德渕教諭が10月25日(水)に県算研の授業者として、概数の公開授業を出水小で行います。

参加の先生方、忌憚のないご意見をお願いいたします。

室小次回の研究授業

10月23日(月) 内田教諭(算数科)

                             岡本教諭(国語科)

10月24日(火) 右田教諭(国語科)

 

以上の教科で中研(低学年部、中学年部、高学年部に分かれて研究会をもつ研究授業)を実施します。

「サラダでげんき」の研究授業

1年2組の清永学級で研究授業を行いました。

前回は3年生の算数科でしたが、今回は国語科でした。

第1学年2組 国語科学習指導案.pdf

授業者は、場面ごとの読み取りを行った後に、物語文全体を捉えて読み取る「活用」の授業を計画しました。

「サラダでげんき」は、病気だったりっちゃんのお母さんが、動物たちのアドバイスを受けてりっちゃんが作ったサラダを食べて、たちまち元気になったというお話です。

授業者は3枚の絵を提示し、「お母さんが食べたサラダはどれだろう」と問いました。

りっちゃんが最初に作ったサラダ。

まったく違うサラダ。

にんじんが入っていないサラダ。



、「ない」の中から選ばせましたが、ここではと子どもたちは考えました。

しかし、授業者は「あ、出し忘れた!」と言って、動物が教えてくれたものが入っているが、混ぜてないサラダと正解のサラダを追加提示しました。

すると、は正しくないことに気づき、の2択へ思考は移ります。

その後、子どもたちは本文の叙述に目を向けながら、が正しい理由を発表しました。







授業研究会では、絵の提示について、文への着目のさせ方についてなど、さまざまな意見が出されました。

室小学校では、来年度研究発表会を行います。

今後も研究を進めていきます。


 




線分図を使って考えよう

 

公園で男の子13人と女の子8人が遊んでいました。

 

あとから女の子5人と男の子がやって来て、子どもの人数は全部で28人になりました。

 

あとから来た子どもは全部で何人ですか。

 

 

 

 

 

628日(水)の3年生の教室で、担任の德渕教諭が子どもたちに出した問題です。

3年1組算数科指導案.pdf

白団応援.mp4

 




子どもたちはこれまで線分図の勉強をしてきました。

「線分図はどんな時に使う?」と授業者が尋ねると、

赤団応援.mp4 

「説明をするとき。」

 

「問題を考えるとき。」

 

と答えました。

 

授業者はこれまで線分図を

 

思考の道具として扱う場面

 

説明の道具として扱う場面

 

の二つに分け授業を行ってきました。

 

先の問題とであった子どもたちは、線分図をかき、それをもとに説明をしていきました。

 

また、ある子どもの線分図に着目し、どのような式を立てればよいかをみんなで考えていきました。



 

 

 



授業者の提示した問題には、本来は必要のない情報が含まれています。

 

線分図をかき、どのように考えればよいかを吟味しながら、問題文に着目することの大切に差に気づいていきました。