ともに「自ら」学びに向かう児童の育成
大津町学校人研教育研究会
大津町学校人研教育研究会
大津町学人研前期授業研究会が本校で実施されました。
各学年、1クラスが授業を公開し、その後、学年部ごとに授業研究会を行いました。
各学年の授業の様子を以下に紹介します。
1年 主題名「かお」 出典名「きずな」
2年 主題名「いただきますってなに」 出典名「夏休みの友」付録
3年 主題名「もやもやがき」 出典名「にんげん」
4年 主題名「トンネルに絵をかこう」 出典名「自主教材」
5年 主題名「くらしのこと」 出典名「自主教材」
6年 主題名「なこごて腹んたつ」 出典名「きずな」
私は、2年の事後研究会に参加しました。
その中で、人権学習は、周りの子どもたちの中心に据える子どもへの理解がすすみ、その子どもが元気になる学習だという言葉がとても心に残りました。
また、題材を決めるときに、この子どもたちにとって価値あるものか、なぜ今学習する必要があるのかを考えることが大切だという言葉も印象に残りました。
食肉・皮革産業の学習からは、様々なことを学べます。
「命をいただくこと」の意味を考えること、私たちの生活には様々な仕事があり、働く人々に支えられていること、また、それらはつながっていることなどです。
2年生の子どもたちにとって、価値ある大事な学習であると思います。
牛は鳴き声以外、捨てるところがなにもありません。肉として食べるだけでなく、油にもなるし、皮としても使います。骨だって使います。
そんな牛を育て、解体し、私たちの元に届けてくれる素晴らしい仕事をしている方々への思いを子どもたちが知り、その感動を周りに伝えていけるような子どもたちに育てていきたいです。
絶対に、差別らくがきをするような悲しい人にはなってほしくないし、「人を大事にする」心を育てていきたいと思います。
これからも本校職員は、研修を積み、子どもたちとともにさらに人権感覚を高めていきます。