水上学園ブログ

2026年6月の記事一覧

晴れ渡る空の下、義務教育学校ならではの熱い攻防!

雲一つない爽やかな青空が広がった今日の昼休み。今週後半はちょうど「梅雨の中休み」となり、心地よい晴天が3日ほど続きました。明日からは再び梅雨空に戻る予報が出ていますので、この貴重な晴れ間は、子どもたちにとってまさに恵みの時間となったようです。

ちょうど世間ではワールドカップサッカーが開幕し、テレビやネットもサッカーの話題で持ちきりですね。日本代表の活躍への期待も高まる中、その熱気は水上学園のグラウンドにもしっかりと届いているようです。

今日のグラウンドを覗いてみると、あちこちから元気な声が響いていました。中でも一段と盛り上がっていたのが、サッカーを楽しむ子どもたちの姿です。

驚いたのは、その対戦カード。なんと5年生対7年生の真剣勝負が行われていたのです!

普通の小学校や中学校であれば、これほど体格やスピードが違う学年同士が、昼休みに一緒になってボールを追いかける光景を見ることはできません。まさに、小学生から中学生までが同じ校舎、同じグラウンドで過ごす「義務教育学校」ならではの、微笑ましくもダイナミックな一幕です。

7年生が体格の差を意識しながらも手加減なしの鋭いドリブルを見せれば、5年生も負けじと抜群のチームワークと素早い動きでボールを奪いにいきます。年齢の垣根を越え、お互いをリスペクトしながら白球を追いかける姿に、見ているこちらも自然と胸が熱くなりました。

来週末からは、いよいよ夏季中体連が始まります。明日からの雨予報、大きな被害が出ない程度に収まってくれることを祈りつつ、子どもたちにはこのエネルギーをそのまま次の目標へと繋げていってほしいと思います。

町探検へ出発!〜龍泉寺での座禅とたくさんの発見〜

2年生が生活科の学習で「町探検」に出かけました。

子どもたちは朝からワクワクした表情でスクールバスに乗り込み、準備万端。今回の目的地は、地域にあるお寺「龍泉寺」です。

長い石段を一生懸命に登り、本堂に到着した子どもたち。お寺では、お経を一緒に唱え、お線香をあげるという貴重な体験をさせていただきました。

さらに、その後は心を落ち着かせて「座禅」にも挑戦。

ピンと張り詰めた空気の中、静かに自分と向き合う時間を過ごした子どもたちは、「なんだかすっきりした!」と、とても晴れやかな表情で行程を終えることができました。

歩いて気付く、地域のすてきな宝物
道中やお寺の行き帰りには、歩いてみないと気付けない発見が盛りだくさんでした。

*とうふみそのお店
*歴史を感じる焼酎蔵
*地域の生活を支える郵便局
*村の小さなレストラン

タブレットを手に「あそこに何かある!」「これ知ってる!」と、地域のすてきな場所を熱心に写真に収める姿が印象的でした。

学校を飛び出し、五感を使って地域の魅力をたっぷりと肌で感じた1日となりました。

ご協力いただいた龍泉寺の皆様、そして温かく見守ってくださった地域の皆様、本当にありがとうございました!

梅雨の晴れ間に響く熱意!令和8年度生徒総会

梅雨の晴れ間のさわやかなお天気に恵まれた本日、体育館にて令和8年度の生徒総会を開催いたしました。

今年度の児童生徒会スローガンは「Let's try! 〜前向きな心で挑戦し、新しい一歩を踏み出そう〜」です。「やるゾウがいっぱいの水上学園」をキーワードに、何事にもまずは「やってみよう」という前向きな気持ちでチャレンジしてほしい、という子どもたちの熱い思いが込められています。

総会では、このスローガンのもとで「明るく・楽しく・元気な水上学園」をめざし、全校生徒による活発な議論が展開されました。

特に「児童生徒会規約」の審議では、「中学生らしい髪型とは何か」という身近で大切なテーマについて、各学年から本当にたくさんの具体的な意見が出されました。

「受験に響かないような髪型がいいと思う」という将来を見据えた意見や、「プールも始まるので、長い髪をハーフアップやお団子にするのも許可してほしい」といったこれからの季節に合わせた切実な要望が上がりました。また、「今のきまりは、何が良くて何がだめなのかが分かりづらい」といった、ルールの曖昧さに切り込む本質的な指摘もありました。

子どもたちはこれまでの当たり前をただ受け入れるのではなく、「自分たちのきまり」として真剣に向き合っていました。まさに本校が目指す「自ら考え、行動する姿」そのものであり、今年度の重点目標でもある「実践力」を存分に発揮する素晴らしい場となりました。

髪型や服装のルールは、学校生活の送りやすさだけでなく、社会性など多様な視点が必要な問題です。そのため、今回は生徒会の中だけで性急に結論を出すことはせず、今後は先生たちや保護者の皆様も交えて、一緒に話し合いを続けていくこととなりました。

子どもたちが主体となってきまりのあり方を考え、大人がそれをサポートしながらより良い方向を探っていく。このプロセス自体が、生きた学びの場になると確信しています。

児童生徒のみなさんには、これからも自ら学び、自ら考え、新たな気持ちで一歩前へ進んでほしいと願っています。保護者の皆様、地域住民の皆様、挑戦を続ける子どもたちの歩みを、これからも温かく見守り、応援していただけますと幸いです。

ふるさとの守り神、市房ダムの秘密に迫る!~地域交流・地域散策クラブ~

 

あいにくの雨模様となりましたが、子供たちの探究心は雨雲を吹き飛ばすほど元気いっぱいです!本日、本校の「地域交流・地域散策クラブ」の子供たちが、私たちの水上村が誇る「市房ダム」の見学に出かけました。

 今回の目的は、地域の重要な施設を実際に目で見て、その役割や歴史を学ぶことです。まずは管理事務所の室内で、ダムの歴史や造られた目的について詳しく説明を受けました。市房ダムには「洪水調節」「発電」「かんがい(農業用水の供給)」という3つの大きな目的があることを知り、子供たちは熱心に聞きいっていました。

 説明の後は、お楽しみの質疑応答タイムです。事前によく考えてきた子供たちからは、次々と鋭い質問が飛び出しました。

* 「流れてきた木が挟まって、水が流れなくなることはあるのですか?」

* 「ダムの高さはどれくらいあるのですか?」

* 「ゲートを開けるのはどんなタイミングなのですか?」

* 「ダムの水が一番少なくなったときは、どんなときですか?」

 どの質問にも、職員の方が丁寧に答えてくださり、子供たちは「なるほど!」と目を輝かせていました。

 その後は、ヘルメットを着用して普段は入ることのできないダムの内部「監査廊」を見学させていただきました。まるで秘密の地下迷宮のようなひんやりとした通路を進み、大きな機械を間近で見上げながら、ダムが24時間体制で私たちの暮らしを守ってくれていることを肌で感じたようです。

 今回、市房ダム見学で学んだたくさんの発見や驚きは、秋の文化祭などで発表する予定です。子供たちがどのようにまとめ、発信してくれるのか、今からとても楽しみです。

 

お忙しい中、子供たちのために温かく迎えてくださった市房ダム管理事務所のみなさま、本当にありがとうございました!

AIと共に自ら学びを深める!第1回英語授業づくりプロジェクト開催

 

本日、本校(後期課程)を会場に「令和8年度第1回英語授業づくりプロジェクト」が開催されました。熊本県教育委員会義務教育課長様や球磨教育事務所指導課長様をはじめ、管内外から多くの英語教育関係者の皆様をお迎えし、熱気あふれる研究授業と研究協議が行われました。

今回、研究授業に臨んだのは第9学年の子供たちです。「友達とより深く知り合うために、自分がずっと続けていることを伝え合おう」という目標のもと、現在完了形の継続用法を使った言語活動に挑戦しました。

教室が多くの参観者に見守られる中でも、子供たちは全く物怖じすることなく、堂々と自分たちが主体となって学ぶ姿を見せてくれました。これまでのスモールトークなどで培ってきた「相手に伝えようとする前向きな姿勢」が、大舞台でも見事に発揮されていました。

今回の授業では、ICTを活用した個別最適な学びがおおきな見どころの一つでした。子供たちはタブレット端末とヘッドセットを使い、AI音声認識アプリ「ELSA」を用いた個別練習に取り組みました。自分が話したスピーチに対して、AIから発音や表現の即時評価やフィードバックをもらい、可視化された自分の課題をもとに自ら熱心に発話練習を繰り返して学びを深めていく姿がとても印象的でした。

その後に行われたペアでのやり取りでは、会話を継続させるテクニックを意識しながら、お互いの意外な一面を知るコミュニケーションに取り組むとともに、全体の前での発表でも、学んだ表現を工夫して使いながら、生き生きとコミュニケーションを楽しんでいました。最後には、子供たちの姿から確かな学びの実感と達成感が伝わってきました。

参観された先生方からは、最新のAIツールを使いこなしながら、主体的に、そして友達と教え合いながら協働的に学びに向かう子供たちの姿に対して、たくさんの賞賛やお褒めの言葉をいただきました。

これからも水上学園では、デジタルとアナログの良さを融合させながら、子供たちが「できた!」「分かった!」を実感できる授業づくりを全校一丸となって推進してまいります。