少し前になりますが、運動祭の応援ありがとうございました。その直後に書いた作文です。その一部だけですが紹介します。
「二小運動祭を終えて」
二小運動祭を終えて、かけっこやリレー旗ダンスなどの種目がありました。練習をいっぱいやってがんばりました。その中で一番がんばったのは、「準備運動」です。なぜなら、ぼくが前で準備運動をしたからです。一番最初の練習で課題が見つかりました。それは、返事です。最初は返事が大きくなかったので、自信を無くしました。二回目の練習は全体練習なので、大きな返事を出さなければならないと思ったら勇気が出てきました。
「スポーツ委員会」
と言われた時、のどがつまるほどきんちょうしました。ですが、思い切って返事をすると、大きな声で言えました。やったと思いました。
そして、当日練習通りにやればいいと思いました。そして、開会式が終わろうとしたとき、練習とは比べものにならないほどきんちょうしました。もう一人もそう思っていたと思います。
「スポーツ委員会」
と呼ばれたとき、足がぶるぶるするのが分かりました。返事は大きな声だったと思います。ですが、指令台に上るとまた一気にきんちょうしました。「失敗しないか?間違えないか?」とずっと頭の中で思いました。みんなはいつもと表情が違います。本気でやろうと考えているのかと思うと、プレッシャーがすごかったです。始まったとき本気でやりました。やり終えた後もきんちょうしました。だけど、いい思い出になったと思います。
「二小運動祭を終えて」
この前、二小運動祭を無事に終えることができました。その中で、私は、フラッグが心に残りました。
フラッグの練習で、はじめのころは、ひじをちゃんと伸ばしたり、旗を大きくふったりするなどできていないところがありました。しかし、6年生で最後の運動祭であり、見ている側にはとてもきれいに見えるフラッグなので、ちゃんとみんなが喜んでくれるようにと思いが強くなってきました。なので、本番が近づくにつれてちゃんとひじをのばしたりするなど、ちょっとしたこともどんどんちゃんとできるようになってきました。意識してやれていると自分に自信がついてきたのがわかりました。
本番の前の日の最後の練習では、「これは本番でもいい。すごくよくできた。」と思いました。運動祭前日の休みには、頭の中でイメージしたりして過ごしました。あとから親に聞いたら、部屋の空気がぴりついていたといわれました。最後の運動祭はよいものにしなければと思っていたんだろうなと思いました。
そして本番の日、フラッグの入場の時が来ました。もう、その時は、それ以上きんちょうしないようにだったのか、頭が真っ白でした。演技が始まると、無意識に心の中で、ひじをのばすとか、ひたすら走れとかつぶやいていて、自分でもがんばったんだなと思いました。親や運動祭には行けなかったおばあちゃんが演技を見て
「すごくきれいだったよ。」
と言ってくれたので、とってもうれしかったです。そして、登校班の4年生が
「すっごいかっこよかった。」
と言ってくれたので、ちゃんとできたんだなと思い、ほっとしました。