令和7年 8月
8月19日(火)
先日、自宅(高木在住)近くを散歩していました。その時鹿と目が合いました。3秒間ぐらいお互い見合っていました。その後鹿は逃げて行きました。最近は、鹿や猪が自宅近くにも増えてきました。畑に植えている農作物も被害を受けることが増してきました。動物や植物、また自然との共存と折り合いがとても大切になってきている時代だと感じています。
朝方は、いくぶん過ごしやすくなりましたね。日中はまだまだ残暑が厳しいです。職員も2学期に向けて様々な準備をしています。
【午後から、貯水槽タンクの工事がおこなわれました。】
【連日、中庭の清掃を中川先生にやってもらっています。】
【算数おもしろ問題】読解力の問題を出します。小学校中学年で解くやり方と小学校高学年で解くやり方の2つの方法を説明します。もちろんどちらの解き方をつかってもいいですよ。
問題:家族で魚つりに行きました。太郎さんは妹より7匹多く、弟より3匹多くつりました。3人がつった魚をあわせると20匹になりました。太郎さん、妹、弟はそれぞれ何匹つったでしょうか。
解答
解き方1:弟や妹がつった数が太郎さんと同じだとしたら、今より7+3=10匹ふえることになります。だから、20+10=30 30÷3=10 太郎さんは10匹つったことになります。よって、妹は10―7=3匹。弟は10―3=7匹になります。
解き方2:太郎さんがつった魚の数をA、妹がつった魚の数をB、弟がつった魚の数をCとおきます。B=Aー7。C=A―3。これをA+B+C=20にあてはめていくと、A+A―7+A―3=20。A+A+A=30。よってA=太郎さん=10匹。B=妹=3匹。C=弟=7匹と考えることができます。
【算数おもしろ問題】算数オリンピックから引用しています。
問題:1つの長方形を、面積の等しい4つの部分に分けました。?の部分の長さを求めましょう。
解答
大きな長方形の面積は9✖2✖4=72㎠です。たてが9㎝なので横は8㎝ということがわかります。求める?は8ー2=6㎝になります。いかがでしたか。単純に考えて単純に解くことも時には大切ですね。
【算数おもしろ問題】算数オリンピックからの引用です。
1~6までの数を1こずつ使い、下記の式を完成させましょう。
▢+▢+▢+▢=▢▢
解答
【算数おもしろ問題】算数オリンピックからの引用です。
問題:ピンクの部分は正方形です。長方形ABCDの周りの長さを求めましょう。
解答
様々な解答の仕方があります。1つの例を載せます。正方形の1辺の長さをa
とおきます。AB=a、BC=12-a+a+9-aと表すことができます。周りの長さはこの2倍ですので、(a+12-a+a+9-a)×2=21×2=42。答え42㎝となります。あくまでも1つの解き方です。
【13回目 教室はまちがうところだ】
今回は蒔田晋時(まきたしんじ)先生の「教室はまちがうところだ」を紹介します。蒔田先生は1925年静岡で生誕されました。小中学校の教師を50年間務められました。2008年永眠されました。
ことわざに「失敗は成功のもと」という言葉があります。御船小の子どもたちは真面目で、とても素直です。その反面、失敗や間違いをおそれる児童が多いように感じます。失敗や間違いのない人生や学問はありません。失敗や間違いから学ぶことがとても多いです。私がクラス担任をしたり、算数少人数担当をしたりしている時は、「教室はまちがうところだ」を広用紙に書いてよく掲示していました。保護者の皆様も小学生だったころ、「教室はまちがうところだ」を目にされた方もいらしゃるのではないでしょうか。子どもさんと一緒に、もう一度この詩を目にしてもらうと嬉しいです。
【14回目 どの子も子どもは星】
「どの子も子どもは星」を書かれた東井義雄(とういよしお)先生は1912年生まれ、1991年に亡くなられました。「いのちの教育」の探求に尽力された先生です。浄土真宗僧侶でもあります。教職生活は55年にもなられます。たくさん書かれている本はどれも、人の心を揺さぶります。今回は「どの子も子どもは星」という本を紹介します。それぞれの子どもたちが、それぞれの光を放っている話です。他にも名言がたくさんあります。私たち職員も心に留めておかなければならない言葉がたくさんあります。また、子育てにも何らかのヒントがあると思います。「どの子も子どもは星」目にしていただけると幸いです。