令和7年 8月
8月7日(木)
【今日は「立秋」です。暦の上では秋の始まりですね。また、夏休みがちょうど半分がすぎました。いかがお過ごしでしょうか。最近の雨で、少し過ごしやすくなったかなあと感じていますが、まだまだ暑さが続くと思います。体調に気をつけてお過ごしください。】
【学校で飼育しているメダカも気持ちよさそうに泳いでいます。】
【算数おもしろ問題】
①1~9までの数字を1回ずつ使って、たし算の筆算を完成させ、?に入る数字を求めましょう。
②車が止まっている駐車場の番号を、規則性を見つけて▢の中の番号を考えてみましょう。
➂八百屋さんに行くと、かぼちゃ、きゅうり、トマトを下のように売っていました。どれも、ざる1つ分が720円です。かぼちゃ、きゅうり、トマトそれぞれ1個のねだんを考えましょう。ただし、ざるのねだんは考えないものとします。(置きかえて考えるといいかもしれませんね。)
④もう1問置きかえて考える問題をだします。ある日のことです。昼の時間は、夜の時間より1時間長かったです。昼と夜の時間はそれぞれ何時間だったでしょうか。(昼の時間を〇、夜の時間を▢とおいて考えるといいかもしれませんね。)
⑤つるかめ算という問題をだします。どういうものかというと、もしもの場合を考えて、答えを導き出すものです。問題です。つるは足が2本、かめは足が4本です。つるとかめが合わせて16ぴきいます。その足の数の和は50本です。つるとかめはそれぞれ何匹いますか。
解答
①
?=8でした。
②逆から見るといいですね。91→90→89→88になります。
➂「置きかえてみる」というところがポイントになります。かぼちゃを●、きゅうりを▲、トマトを○で表すと、
①・・・・・● ▲▲▲ ○○○=720円
②・・・・・● ○○○○=720円
③・・・・・●● ▲▲▲▲▲▲ =720円
①と②から○=▲▲▲
③の▲▲▲▲▲▲を○で表すと、
▲▲▲▲▲▲=○○
つまり、③は●●○○=720円
これと②と③から●=○○
②をすべて○で表すと、
○○○○○○=720円
○=720÷6=120円
●=○○=120×2=240円
○=▲▲▲より、▲=120÷3=40円
答え かぼちゃ・・・240円 きゅうり・・・40円
トマト・・・120円
④昼の時間を〇、夜の時間を▢と置きかえてみます。わかっていることは、〇+▢=24。〇=▢+1です。そこで、〇+▢=24に〇=▢+1に置きかえると、▢+1+▢=24。▢+▢=23。よって▢=11.5。〇=12.5。つまり、昼の長さは12時間30分。夜の長さは11時間30分です。
⑤例えば、全部がつるだったらと仮定します。足の数は2本×16ぴき=32本です。実際、足の数は50本なので、50―32=18本多くならなければなりません。かめはつるより2本足が多いです。よって18÷2=9。かめは9ひき、つるは7羽になります。
【4回目 ハインリッヒの法則(1:29:300の法則)】
「ハインリッヒの法則」や「ヒヤリ・ハット」ということばをご存じですか。「ハインリッヒの法則」とは、1件の重大事故の裏には29件の軽微(けいび)な事故と300件のけがにいたらない事故(ヒヤリとしたりハットしたりすること)があるということです。別な言い方では「1:29:300の法則」とも呼ばれています。本校では、子どもたちが安全に、安心して過ごせるよう、毎月第1週目は、校内安全点検を実施しています。校内安全点検は、複数の職員で、運動場の遊具の点検をしたり、教室や廊下に危険物がないか、チェックをしたりしています。危険物があれば、すぐ取り除いたりします。また、子どもがけがをした場合は、現場に行き、状況を把握(はあく)し、どのようにしてけがが起きたか、全職員に知らせます。その後各担任から事故が再度起きないよう指導が行われます。児童にけがはなかったがヒヤリとしたとき、ハットしたときも、職員間で情報の共有化を図ります。「ハインリッヒの法則」に基づいて考えると、重大事故を防ぐには、軽微な事故やヒヤリとしたこと、ハットしたことの対策(たいさく)を行うことが有効だと言われています。学校もこの法則に従(したが)い、ヒヤリとした事例やハットした事例を出し合い、子どもたちに事故が起きないよう、日々対策をこうじています。学校は安全・安心が第一ですね!