令和7年 8月
8月26日(火)
2学期始業式(8月28日木曜日)まで残り2日になりました。始業式の日課は1校時目(8:45~9:20)2学期始業式及び教室で2学期のくらし。2校時目(9:30~10:15)通常授業。3校時目(10:25~:11:10)大掃除と学級活動。下校予定時刻は11時30分頃です。給食はありません。よろしくお願いします。
今日も多くの職員が出勤し、2学期の準備等に取り組んでいます。その一つとして、今週から、朝の職員朝会が終わって15分間ぐらい話し合いをしています。内容は、本校の学校目標「ふるさとを愛し、21世紀をたくましく生きぬく子供の育成~一人一人の良さが輝く学校を目指して~」です。そこで、2学期、一人一人の良さがさらに輝くにはどうすればよいかなどを話し合っています。
【19回目 教育に大切なことは4】
教育に大切なことは ~教え子からの手紙をもとに~
(4)教育は、やる気のでる授業を作りだすこと
教え込む授業ではなく、子どもたちが進んで、やる気のでる授業を作りだすことが大切になると考えます。
【教え子の手紙から】
〇先生の算数は本当に分かりやすく、ますます勉強が楽しくなりました。今、高校生(当時)ですが、数学が得意であるのは、先生のおかげだといっても過言ではありません。先生の気持ちの強さや、やる気などという事は、生徒に伝わるもので、常にテンションが高く、やる気にみなぎっていた先生を見て、小学4年生ながら、「今日も1日頑張った」など思っていました。今でも強く覚えています。(ちょっとてれますが、原文のまま載せています。)
〇教育で大切だと思うことは1番目は「みんなが仲よしで、助け合える心の暖かいクラス」が1番に必要だということです。中学校の頃不登校、小学校から中学校までずっと不登校、不登校で勉強の仕方すらわからない子が多いです。そういう子に話を聞いてみると、「学校がつまらなかった。」「クラスになじめなかった。」「いじめ。」などでした。しつこいぐらいの熱心な先生やクラスメートのフォローがあったら、不登校も少しは改善されるのかなあと思いました。フォローの最初の頃は「しつこいなあ。」と思うくらいだと思いますが、続けていくと「少し学校に行ってみようかなあ。」となると私は考えます。2番目に大切だと思うことは「生徒と同じ立場に立って一緒に考える授業。」です。一緒にやってみることが大切だと思います。先生の授業でやった算数の、水を入れたり捨てたりして〇リットルの水を、△リットルと▢リットルの入れ物で計るという問題が印象に残っています。紙の上で書いて考えたり、頭で考えたりするよりは、実際にやってみるところがとても良いと思いました。やってみて、あれは違う、これも違う、「あ、これだ」となった時の達成感でまた、色々勉強してみようとなると思います。
〇先生のことでよく覚えているのは、よく私の家に来られ、両親に普段の私の学校生活の事を話して頂きました。また、その際には、家での私の事も、両親から詳しく話を聞かれていました。今にして思うと、両親からの話をもとに、学校での私の指導にいかされていたんじゃないかと思います。また、私の祖母とも非常に仲よくして頂きました。家に遊びに来て頂いた際は、話し相手になって頂き、祖母の若い頃のエピソードや苦労話を聞いて頂きました。また話を聞くだけではなく、授業に祖母を呼んで頂き、みんなの前で、戦争の話や色々な話をする時間を作って頂きました。祖母自身の経験を話す事が出来て嬉しかったと思いますし、私たちも非常に勉強になった授業でした。