校長室ブログ

2024年9月の記事一覧

9月2日(月)~9月6日(金)

9月6日(金) 小さな美術館

前期前半がスタートして1週間ほどが経ちますが、子どもたちも学校の生活リズムを取り戻してきたようです。夏休みに子どもたちが取り組んだ作品などが、学級前の廊下やワークスペースに飾ってあり、それらを毎日見るのも私の楽しみにとなっています。6年生教室前には、「小さな美術館」というコーナーがあり、毎日日替わりで読書感想画が掲示されています。「今日はどんな感想画が飾られているかな?」と興味をもって見せてもらっています。子どもたちが描いている絵のタッチや場面の説明を見ながら、とても特徴をとらえていることに感心しています。子どもたちが頑張って作った作品は、どれも素晴らしいですし、大人になっても覚えていてくれることでしょう。

9月5日(木) ドッキリ!…そしてホッ!!

子どもたちの学習の様子を見て回っていると、6年教室前の廊下に来た時、授業されていた先生が急に「校長先生、教室の中に入ってください」と声をかけられました。社会科の授業でしたが、導かれるまま教室に入ると、先生が「今から校長先生に質問をします。今から話すことは、黒板のどの歴史上の人物が行ったことでしょう」と言われ、ドキッとしました。「この中で冠位十二階という制度を作った人は誰ですか?」「聖徳太子です」答えることができて、子どもたちから拍手をもらうことができて、ホッとしました。「今、しっかり覚えることを頑張っていると、10年後、20年後、50年後と、みんなが大人になっても覚えているものです。だから、今しっかり勉強を頑張りましょうね。では、今日の勉強に入ります。」と先生が話をされ、なるほどと感じた出来事でした。歴史の勉強を始めて50年近く経ってしまいましたが、今でも小学校時代の社会の勉強を思い出すことがあります。勉強をして知識を得るということは、本当に素晴らしいことですね。

9月2日(月) 5年生の社会の授業を見て

先週は、台風10号の接近により2日間の臨時休校を行いましたが、子どもたちの様子を心配していました。朝からいつものように元気にあいさつをしてくれ、うれしい気持ちになりました。ニュースを見ていると、大きな被害があった地域もあり、心からお見舞い申し上げます。
前期前半のように各学級の授業を見て回っていると、5年生で社会科の授業が行われていました。「外国の方に紹介したい日本の食べ物は?」という投げかけがあり、子どもたち一人一人の回答を聞きながら楽しくなりました。「お寿司」「(焼き)おにぎり」「そば」「和菓子」「ラーメン」「いきなりだんご」など様々な意見が出される中で、「ようかん」という回答に「なるほど!」と感心させられました。また、コンビニエンスストアで有名なチキンの名前を答える子もいて、笑いの中で授業が展開していきました。授業者は、寿司や刺身に着目させながら水産業の学習につなげていく目的で授業を進めていきましたが、子どもたちの発想の豊かさに、見ている私が楽しい気持ちにさせてもらいました。