学校だより

踏ん張りどころ

 全国及び熊本県内の新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、高止まりの状況が続いております。上天草市内においては、施設や職場等での感染拡大もあり、先々週から新規感染者が急激に増加し、大変逼迫しています。市内の小中学校におきましても、2月に入ってから学校関係者の新規感染者が連日、確認されるような状況です。
 そこで、令和4年2月18日(金)から当面の期間、新型コロナウイルス感染症に係る上天草市のリスクレベルが最高レベルの「5 厳戒警報」となりました。姫戸小学校では、これまでの取組に加えて、以下のような対策を図ります。

①検温(健康観察)のタイミングを増やす
 1回目:登校前に自宅で、2回目:朝の会、3回目:給食前、4回目:帰りの会、※児童全員、職員も同様に検温、記録する。
※保護者の皆様には、朝から必ずお子様の体温を確認され、発熱等の風邪症状がある場合は登校を控えてもらうようご協力をお願いします。迷われる時はすぐに学校までご連絡ください(☎58-2068)。
②体調不良者の別室待機
 検温のタイミングで37.5度以上の発熱や激しい咳等の風邪症状がある児童は第2保健室に待機させ、直ちに家庭連絡を行い、今後の措置を検討する。
※第2保健室は職員玄関の横です。職員が様子を見るとともに、エアコンをつけて寒くないようにしております。
③休み時間は、離席せず読書
 トイレ・水分補給以外の移動を極力控え、児童の近距離での接触を減らす。
④昼休みは、できるだけ運動場に出て思いっきり身体を動かす
[晴れの日]室内にこもらない。縄跳び等の運動を一定の距離を保って行う。[雨の日]自席で読書をして、静かに過ごす。
⑤給食の配膳は職員が行い、人数の多い学級は別室に分かれて食べる
 給食の注ぎ分け、おぼんへの配膳も職員(各学級2人配置)が行う。児童は自席で静かに待つ。座席の間隔をできるだけ広くとり、食事中の黙食の徹底を図る。「いただきます」から20以内で食べあげられるよう指導・配慮を行う。
⑥自席で歯磨き、少人数ごとにうがい
 教室・トイレの手洗い場の足形マークに立ち、間隔を空けて並ぶ。歯磨きやうがいに並んでいる際、おしゃべりしないように指導の徹底を図る。
⑦開ける窓を指定し、エアコンを稼働しながら換気の徹底
 開ける窓にテープを貼る。テープの長さ分、窓を開けて常時換気を行う。
※窓際の座席は特に寒い場合がありますので、上着を持たせてください。また、できるだけ「不織布マスク」の着用をお願いします。

 リスクレベル5(厳戒警報)の期間は、子ども達にとってもこれまで以上に窮屈で、不安な生活を強いられます。コロナウィルス感染症の収束に向けて今が踏ん張りどころですが、ご家庭と学校で十分に連携をとりながら、子ども達一人一人の表情や様子をしっかり見守っていく必要があります。「表情が暗い」「食欲が落ちている」「言葉数が少ない」「イライラがひどい」など気がかりな変化があれば、すぐに学校までご相談ください(☎58-2068)。