学校だより

星の話を、一つ

     

夏の夜、頭の真上に近いところに明るい星が3つ見えます。

こと座のベガ、わし座のアルタイル、白鳥座のデネブです。

この3つの星を結ぶと、大きな三角形ができます。これを「夏の大三角」といい、この三角形の中を天の川が流れています。

七夕の夜に、「おりひめ」が天の川を渡って、「ひこ星」と一年に一度だけ会うことができるという伝説がありますが、「おりひめ」はベガ、「ひこ星」はアルタイルのことです。

雨のために天の川が氾濫し、会うことができない2人の前に、かささぎ(鳥)の群れが飛んできて、翼と翼をつなげて橋を作り、「おりひめ」を「ひこ星」の待つ向こう岸に渡したという結末は、とてもロマンティックですね。

ご家族で星空を眺めてみてください。